SIMなしで古いスマホ・iPhoneを子供のLINE用端末にするには?WiFiのみは?
「SIMなし(WiFiのみ)でもLINE用に古いスマホを使えないかな」
「機種変更(解約)して使わなくなったiPhoneを子供用で譲ることはできないか」
「固定電話が無いから解約したスマホを再利用してLINEだけでも使えないか」
このように思っている方も多いはず。
子供のために固定電話を用意しても意外と使わず、かかってくるのは迷惑電話、子どもが親に電話する頻度は月に数回、単に基本料金だけが取られていく感覚、、、という方も多いのではないでしょうか。
本記事では、そんな悩みを解決するために、古いスマホを子供のLINE用端末にする方法についてご紹介します。



結論から言うと、古いスマホでもLINEを使うことは可能です。が、いくつか条件があるので本記事で解説していきます。
- SIMなしでも古いスマホ・iPhoneでLINEを使う方法
- 使わなくなったスマホを子供に使わせる方法
- LINEだけに向いている格安SIM
- 月額料金をほぼ0円で使う方法
家で連絡用にLINEだけ使うならほぼ0円で利用可能な方法もあるので、ぜひご覧ください。
子供にスマホを持たせるなら絶対コレ!という格安SIMもあるので見逃さないようにしてくださいね!
「ドコモのキッズケータイは月々550円は本当? 月額料金の考え方と注意点」にも記載がありますが、用途によっては格安SIMの方が安く使える場合があるので、必見です。
▶子供の初めてのスマホデビューについてのまとめ【格安SIMがおすすめ】
子供のLINE用端末にするため、古いスマホは初期化しておこう
初期化することで、あなたが今まで使っていたデータが消えるので安心して使わせることができます。
データを消しておかないと、万が一パスワード等が記憶されていて、勝手にログインされたり課金されたりする可能性があります。
「設定」→「システム」→「リセットオプション」→「全データを消去」
※Android12,13の場合
初期化をした後に、
- 子供用にGoogleアカウントを作成(無料)
- SIMの契約(有料/無料)
- LINEアプリのインストール(無料)
と手順を踏んでいきます。
この上記の状態ではまだ電話番号を持ってないのでLINEのアカウントは作成できません。
スマホにLINEアプリをインストールして一旦終了です。
電話番号がないとLINE登録できないので、電話番号を取得する方法を考える
基本的に、SIMカードの入っていない古いスマホは電話番号を持っていない状態です。
LINEを使うためにはLINEアカウントが必要で、アカウント登録するためには新たな電話番号が必要になります。
少し前まではLINEへの登録はFacebookアカウントで登録ができていましたが、2020年4月上旬以降できないように変更となりました。


つまり、まだLINEに登録していない新規の電話番号を取得する必要があります。
これが結構ハードル高いんですよね。
それも何でも良いわけではなく、SMSが受信可のSIMである必要があるので、安価なデータ通信用のSIMはアウトです。
選択肢としては以下の、
- SMS機能付きSIMカード
- 音声通話機能付きSIMカード
上記どちらかの格安SIMを選択することになります。
そもそもSMS機能付きSIMってなに?って方は「データ通信SIM、SMS機能付きSIM、音声通話付SIMとは?」をご覧ください。
古いスマホに最適なのはどの格安SIMか



子どものスマホに月5000円も使いたくない…。
古いスマホとは言え、SIMカードを指せば使用することは可能です。
だからと言って子ども用に、大手キャリア(ドコモのギガホで月5000円も6000円もするプランなど)を契約したりするのは値段が高すぎますよね。
なので基本的には格安SIMで十分です。
格安SIMだとデータ容量が少なくなる代わりに安く抑えられる利点があります。
データ容量が少なくなることで、強制的に子どもの使いすぎを抑制することもできます。
月額1,000円以下で始められるのも大きな利点です。
中でも僕がおすすめしたいのは以下2つです。
- LINEMO
- povo
- mineo
povoやLINEMOを格安SIMと呼ぶのは少しおかしいかもしれませんが、突っ込まないでください。正確に言うと「格安ブランド」です。
これらどちらがおすすめかは、古いスマホを子供に使わせる用途によって変わってくるので、下記で紹介していきます。
ちなみに、純粋な格安SIMではなく、大手キャリアの格安ブランドの位置づけであることから、通信速度も大手キャリア並に速いのが特徴です。



要は、このLINEMOとpovoは速くて安いです。
「他の格安SIMなら何がおすすめ?」と思う方は「子供のキッズ携帯におすすめの格安SIMランキング」をご覧ください。
その1:LINEMO|外でも利用可


おすすめしたいのはソフトバンクの新料金プランのLINEMO。
本サイトではLINEMOを子ども用格安SIMとして最もおすすめしています。
LINEMOは本田翼さんのCMで有名ですが、LINEがカウントフリーで使えるという点が大きな魅力です。
家に余っているiPhoneが利用可能です。
※一部LINEギガフリーの対象外あり。
初期費用・最低利用期間・解約金は0円
初期費用は0円でSIM契約が可能です。
解約金も最低利用期間もないので、気軽に始められます。
また、月の途中での契約の場合、初月の月額料金は日割りになり損も得もしないので契約したい時に契約してOKです。
今なら6ヵ月間実質無料キャンペーンも実施していることもあり、とりあえず始めてみて様子を見てみる方も多いです。
キャンペーンを適用してLINEMOを始めてみたい方は「LINEMOで子供のキッズスマホを月990円で始めてみよう」をご覧ください。
月額990円かかるが、外でも利用可能
povoとは異なり最低でも月額990円(ミニプラン)がかかってしまいます。
その代わりデータ量3GBあるので、外でも利用可能で子供が外出する際に持たせることも可能です。
子ども用に最もおすすめできる理由はLINEギガフリーだから
※一部LINEギガフリーの対象外あり。
ミニプランは3GBしかないので、動画なんかを観すぎるとすぐにデータ容量が無くなってしまいます。
もしLINEMOではなく普通の格安SIMだったら速度制限に引っかかってしまいLINEさえも制限され、LINE通話品質が激落ちしてしまいます。
声は届いているんだけどブツブツ切れていたり衛星電話かと思うくらい通信遅延が発生してしまったり、なかなか双方コミュニケーションを取れる状況でなくなってしまいます。(もちろんWi-Fiに繋ぎ変えれば問題ないですが。)
計画性も無くめちゃくちゃにデータ通信を使用する子供にとって速度制限は親との連絡手段が断たれる状況になりかねません。



連絡しづらいのは心配だなぁ…。
LINEMOが子供のスマホとして最適な理由は、速度制限時もLINEは通常速度で利用できるからです。
どのようにデータ通信を使われようとも、親との連絡手段は常に確保できている状態にしておけます。
毎月990円かかるのはイタイかもしれませんが、子どもと家でも外でもLINEで連絡取り合いたいという状況が最も安定する格安SIMと言えます。
- インターネット・SNS・ゲームのやりすぎは抑制したい
- いつでも安定してLINEで連絡取れる状況が良い
\期間限定!!ミニプランなら最大で12ヵ月実質無料!※/
上記からの申込みでPayPayポイント還元キャンペーンが適用されます。
※「ミニプラン基本料半年間実質無料キャンペーン」と
「PayPayポイント20%戻ってくるキャンペーン」を併用した場合。
※ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えの場合は対象外。
※スマホプランは対象外。
※PayPay公式ストア等でも利用可。出金・譲渡不可。
ちなみに僕もLINEMOを契約しており、本ブログ内でも「LINEMOまとめ」として複数記事書いていますので、分からないことがあったら何でも聞いてもらえればと思います。
キャンペーン中だと6ヵ月間は実質無料で使えるので、少しでもお得な今契約しておきましょう。
こちらの記事「子どものスマホをLINEだけにする方法」で上記おすすめの格安SIMを紹介しているので、あわせてご覧ください。
その2:povo|基本Wi-Fiのみならコレ!


もう一つおすすめなのが、auの新料金プランとして登場したpovo。
様々なトッピングをすることで自分だけの料金プランを作れることで有名ですが、povoにしかない唯一の強みがあります。
初期費用・最低利用期間・解約金は0円
LINEMOと同様、povoも初期費用・解約金は0円、最低利用期間も無く利用可能です。
古いスマホを利用する場合や既に端末を持ってる場合、0円で始められるのがpovoの特徴です。
※6回線目以降は事務手数料3,300円がかかります。(6回線も契約する人はほとんどいませんが念のため。)
月額0円で利用可能
数ある格安SIMの中でも唯一と言って良いpovoの特徴がこれです。
維持するだけなら0円ということです。トッピングしなければ月額0円で使えるということです。
そのため、電話番号を無料で取得したい方にとっては絶好の格安SIMと言えます。
そしてトッピングしなければ料金がかかることもありません。
状況によっては自動で解約されるので注意
ただし、povoは約6ヵ月トッピング購入が無ければ自動で解約になるということなので、注意が必要です。
半年に1度くらいは安いトッピングを購入してあげてください。
6ヵ月の間で1度300円くらい払えば済みますので…ね。
自動解約されても子供のLINEアカウントは残りますが、解約されて電話番号はまた誰かに割り当てられます。
その人がLINEアカウントを新規作成すると、子供のアカウントが削除されるので注意が必要です。
その3:mineo|通話用として安く維持できる


初期費用はかかるが最低利用期間・解約金は0円
初期費用として事務手数料が3,300円(税込)かかります。
SIMカード発行料、またはeSIMプロファイル発行料(440円/枚・プラン共通)が必要となります。
最低利用期間や解約金はありません(0円)。
月額250円で利用可能
料金プラン「マイそく スーパーライト(250円/月)」を契約すれば月額250円で維持できるので子供向けと言えるでしょう。
ただ、通信速度が32Kbpsと非常に遅く使い物にならないので、自宅専用で電話の待ち受け用兼Wi-Fi接続用の用途であればおすすめです。



下記の1回10分かけ放題オプションを追加すれば、子供の方からも電話をかけられるようになります!
月額800円で1回10分かけ放題が持てる
mineoでは通話オプションが低価格で提供されています。
通話オプション | 月額料金 |
---|---|
1回10分かけ放題 (1回あたり10分までなら無料) | +550円/月 |
無制限かけ放題 (何回でも何分でも無料) | +1210円/月 |
先ほどのマイそくスーパーライト(250円/月)と組み合わせると、月額800円で1回10分かけ放題ができるスマホを持つことが可能です。
また、1460円で無制限かけ放題のできるスマホを持つことができます。
子ども用にLINEMOとpovo、mineoどれを選ぶべきか
![]() ![]() LINEMO | ![]() ![]() povo | ![]() ![]() mineo |
---|---|---|
外でもLINEできるようにしておきたい 常にLINE(通話含む)ができる状態にしておきたい | 月額料金をほぼ0円で使いたい 家の中(Wi-Fi接続)のみで古いスマホを使いたい | 月額250円 月額800円で1回10分かけ放題 |
LINEMO公式サイトから申し込む ↑上記でキャンペーンが適用されます \ミニプランなら12ヵ月間実質無料/ ※ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えの場合は対象外。 ※スマホプランは対象外。 ※PayPay公式ストア等でも利用可。出金・譲渡不可。 | povo公式サイトから申し込む | mineo公式サイトから申し込む 通話オプション 初月キャンペーン中! |
上記のような特徴があるので、どの特徴に共感できるかで選んでみてくださいね。
どれを利用しても、子供スマホにアプリの利用制限やGPS見守りを追加できます。



子供に使用させるスマホアプリの管理・制限する方法については「【図解】Googleファミリーリンクの利用方法・手順」をご覧ください。
2023年2月22日よりmineoから新プラン「マイそく スーパーライト」が登場しました。月額250円ですが24時間データ使い放題が1回198円で利用できるので、こちらの記事に記載していますが、使い方によってはpovoよりも安くなる可能性があります。
SIMなし(Wi-Fiのみ)で古いスマホでLINEは使える?
使ってない古いスマホでSIMなしでLINEが使えるかについてですが、まずLINEの登録(アカウント作成)には電話番号が必要になります。基本的には電話番号が付与されたSIMカード(SMSが送受信可)の契約が必要になります。
親がデュアルSIMで、LINE登録していない電話番号が1つ余っているなら、それを利用すればLINE登録(=アカウント作成)が可能です。
アカウントが作成さえできてしまえばSIMを抜いた状態でも(Wi-Fi通信だけで)利用可能です。
利用できるアプリを制限したり監視したい方は「スマホでもアプリの利用制限や監視は出来るの?」を参考にしてください。
古いスマホでLINEの利用についてよくある質問
その他の質問に関しては「よくある質問」をご覧ください。
本記事のまとめ
本記事では、古いスマホを子供のLINE用端末にする方法について、おすすめする格安SIMをご紹介してきました。
子供が少し大きくなってくると目を離す機会も徐々に増えだし、子どもとの連絡手段はどうにかして確保したいですよね。
安く使えるpovoか、速度制限知らずでLINE使い放題のLINEMO。
ぜひ検討してみてくださいね。



LINEMOは唯一LINEが使い放題なので個人的にはおすすめです!
LINEMOミニプラン(3GB)がお得!


ソフトバンクの格安ブランドであるLINEMOは、通信速度が速く、LINEがカウントフリー※という唯一の特徴を持っています。
※一部LINEギガフリーの対象外あり。
どれだけLINEをしてもデータ量(ギガ)を消費しないこと。
どれだけビデオ通話をしても写真・動画を送り合っても速度制限にかかりません。
インターネットしすぎて速度制限にかかった時でも、LINEを使うときは通常速度で利用可能です!
3GBであれば990円で利用可能ということもあり、子どもに持たせるスマホとしても今大人気です。
\期間限定!!ミニプランなら最大で12ヵ月実質無料!※/
※「PayPayポイント戻ってくるキャンペーン」と「PayPayポイントもらえるキャンペーン」を併用した場合。
※ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えの場合は対象外。
※スマホプランは対象外。
※PayPay公式ストア等でも利用可。出金・譲渡不可。



別の格安SIMにしてましたが、外で使わせたときは音声が遅れたりとなんか質が悪いと思ってたのですが、LINEMOにしたところLINEの音声もクリアに聞こえて正解でした!ありがとうございました!



ビデオ電話することがありますが、画質が綺麗なのでやっぱりLINEMOは通信速度が速いんだなと改めて実感できました!月額990円でLINEが使い放題なのは助かります。
僕がLINEMOを使って評価した結果はこちら!!
参考リンク
- 子どもにスマホを持たせたい人向けまとめ
- ドコモのキッズケータイは月々550円は本当? 月額料金の考え方と注意点
- 【注意】ドコモでキッズケータイのみ契約は損!絶対にやめておくべき理由
- 親が格安SIMで子供がキッズ携帯は絶対ナシと断言する理由
- 子供にはキッズケータイかスマホか
- キッズケータイとキッズスマホの違いを徹底解説
- 子どものスマホをLINEだけにする方法
- スマホ本体の選び方とおすすめSIMフリースマホ
- 使わなくなったスマホを家族に!注意点や方法を紹介します。
- auの安心ナビに月額330円の価値はある?解約して代替アプリを使おう
- SIMなしスマホでできることは?使い方と利用用途について【メリット・デメリット】
- mineoの「マイそくスーパーライト」は子供向け?契約前に知っておくべき3つのこと
- 電話番号なしで子供用のLINEアカウント登録する方法と代替案