2023年最新!UQモバイルの評判から知るメリットとデメリット!初心者には最もおすすめ!?料金明細も公開!

J.D. パワー 携帯電話サービスお客さま満足度No.1<バリューキャリア>を受賞しており、そのなかでも「通信品質」「サービスメニュー」「手続き・サポート対応」「提供端末」の項目でトップを獲得しているUQモバイルをご存じでしょうか。
各サイトの格安SIMのオススメ度ランキングではトップクラス常連のUQモバイルについて、詳しく解説していきたいと思います。
これを見れば、なぜUQモバイルがどのサイトでも評判が良くオススメ度トップクラスなのかはすぐに理解できるでしょう。
ただ、他サイトでは、情報が古く旧料金プランや旧オプションを紹介しているサイトが見受けられるので注意してください。
2021年2月1日より新料金プラン「くりこしプラン」がスタートしています。
▶ネットワークエンジニアが教える本当におすすめの格安SIMの選び方・比較
UQモバイルとは?
UQモバイルの概要
UQモバイルとは、KDDIグループの1つでありUQコミュニケーションズが提供する格安SIMサービスです。
KDDIとしてはメインブランドはauですが、サブブランドとしてUQモバイルを提供しています。
またサブブランドという格安SIMの中では少し特殊な位置付けです。簡単に言うとUQモバイルは大手キャリアと格安SIMの両方の良いとこどりをした格安SIMと言え、品質も高くそれでいて安価という特徴を持っています。
UQモバイルの料金プラン
UQモバイルではS,M,Lの3つのプランが用意されています。
UQモバイル | くりこしプランS+5G | くりこしプランM+5G | くりこしプランL+5G |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
データ量 | 3GB | 15GB | 25GB |
無料通話 | なし | なし | なし |
通話料 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
後述しますが、自宅セット割を適用することで3GB:990円~から利用可能になります。


UQモバイルの通話オプション
UQモバイルでは下記の3つから選択可能です。
月計60分無料通話 | 【+550円】1ヵ月の通話時間の合計が60分以内は無料 |
---|---|
1回10分かけ放題 | 【+770円】1回10分以内なら何度でも無料 |
完全かけ放題 | 【+1,870円】何分でも何回でも通話無料 |
UQモバイルは1回5分かけ放題はありませんが、その代わり計60分無料通話があります。たとえ1回で10分をオーバーしてしまっても、月60分以内なら無料になる通話オプションです。
後述しますが、通話オプションに関して、UQモバイルには「シニア割」が存在します。
UQモバイルのメリット


オススメ度トップクラスと皆が口をそろえて言うUQモバイルのメリットとは一体何なのでしょうか。
格安SIMの中でもUQモバイルはauのサブブランドという独自の位置づけの格安SIMになります。
サブブランドって何?という方は「格安ブランドとは?格安SIMやサブブランドとの違いとおすすめは?」を参考ください。
サブブランドであることの強みを含めて、メリットを挙げます。
- 通信速度が速く、ギガ使い切っても1Mbps(Sプランは300Kbps)
- データ容量の翌月への繰越が可能
- 支払いは口座振替にも対応
- 学割で学生もその家族も割引
- 60歳以上は月額「1,480円~」で通話し放題
- テザリングは無料で利用可能
- UQモバイルメールアドレスが利用可能
それぞれ詳しく見ていきましょう。
その1|通信速度が速く、ギガ使い切っても1Mbps
UQモバイルは格安SIMの中でも群を抜いて通信速度が速く、スマホ代を安くしたいけど通信速度を落としたくない人にとっては最も最適な格安SIMと言えるでしょう。
くりこしプランM/Lの場合は万が一データ容量(15GB/25GB)を使い切ったとしても速度制限時の速度が1Mbps(=1000Kbps)と、速いです。
動画も画質を落とせば閲覧できるくらいの速度です。
使いすぎてしまったからといって、ギガを追加購入する必要はないでしょう。
その2|データ容量の翌月への繰越が可能
UQモバイルはデータ通信容量を使わなければ、余った分を翌月に繰り越すことが可能です。
例えばMプランで今月5GB余った場合、来月は15+5GB(=20GB)使用可能になります。
この際、繰り越した5GBから先に利用されていくので、どんどん余っていきます。
そのためどんどん繰り越せていきますが、繰り越しできる最大値はMプランでは15GB、Lプランでは25GBなので、繰り越せず消えてしまう容量には注意しましょう。
つまり最大まで繰り越すとMプランでは繰り越し分15GB+当月の15GBで計30GBとなります。
余り過ぎたら来月はプラン変更をして安くするというのも一つの手です。
その3|支払いは口座振替にも対応
格安SIM(MVNO)は支払い方法は基本的にクレジットカード払いは主なのですが、UQモバイルは口座振替にも対応しています。
クレジットカードを持っていない人やクレジットカードで支払いたくない方にとっては、契約のハードルが下がるのではないでしょうか。
ちなみに、クレジットカードによっては使った分の〇%のポイント付いたりするので、実はクレジットカード払いの方が若干お得になったりもします。
なお、UQモバイルはデビットカードもものによっては対応しているようです。
その4|UQ応援割で学生もその家族も割引
ただでさえ安くて速いUQモバイルなのですが、同一名義で複数回線契約している中に学生がいれば、学生以外の方もそれぞれ最大1,100円割引となります。


対象はM/Lプランのみであり、Sプランは対象外であることに注意です。
つまり、Mプランは12ヶ月間990円、Lプランは12ヵ月1,870円で持てるようになります。
ただし、このUQ応援割を適用するための条件として、自宅セット割に加入しておく必要があります。
その5|60歳以上は月額「1,760円~」で通話し放題
UQモバイルには60歳以上にはシニア割というものがあります。
シニアの方の場合でもLINEやメールはもちろん活用しますが、文字を打つという細かな操作より、通話による直接連絡を利用したほうが意思疎通がしやすいのではないかと思います。
そのため、UQモバイルではシニア割を採用しており、通話オプション「完全かけ放題」(1,870円)分が1,100円割引となり、770円で完全かけ放題が利用可能になります。
くりこしプランS(3GB)と組み合わせると1,760円で完全かけ放題スマホが運用可能です。
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その6|テザリングは無料で利用可能
スマホをアクセスポイント化して、PCを接続したり、別のスマートフォンを接続したりも可能になります。
Lプランの場合は25GBもあるので、多少PCと接続して利用してもまったく問題ないでしょう。
繰り越していたらLプランは最大50GBになるので、十分活用できると思います。
その7|UQモバイルメールアドレスが利用可能
UQモバイルと契約すると、1つ「○○○○@uqmobile.jp」のメールアドレスが利用可能になります。
メールアドレス取得に月額220円かかりますが、キャリアメールが使えなくなり代わりの代替としての利用も可能です。
とはいえ、今はLINEが主流になりつつあるので、メールの利用用途が減ってきているのではないでしょうか。
そのためGmail(無料)などで代用することも可能です。僕はGmailを使用していますが、特に不自由なことはありません。
その理由については「格安SIMでキャリアメールの必要性は?全く不要と僕が断言する3つの理由」を参考ください。
UQモバイルのデメリット


UQモバイルのデメリットを調査してみました。加えて僕の思っているデメリットを挙げます。
そんなにデメリットを感じないと思います。
- その他の格安SIMに比べると、ちょっと高い
- 自宅セット割が前提での割引体系
- キャリアメールアドレスが使えない
その1|その他の格安SIMに比べると、ちょっと高い
他の格安SIMでは、割引無しで3GBで990円がスタンダードになりつつあります。
しかし、UQモバイルは3GBで1,628円です。
格安SIM事業者 | 価格(3GB) |
---|---|
UQモバイル | 1,628円 |
OCNモバイルONE | 990円 |
LINEMO | 990円 |
NUROモバイル | 792円 |
日本通信SIM | 730円 |
年々格安SIMは安くなりつつあり、割引無しで3GBだと990円以下というのがデフォルトになってきつつあります。そんな中、UQモバイルは3GBで1,628円なので若干高いということになります。
それでもなぜUQモバイルが人気なのかと疑問が出てくる方が多数いると思いますが、格安SIM特有の通信速度が遅くてイライラすることが少なく、快適だからだろうと思います。
使い物にならない通信速度の格安SIMを安かろう悪かろうで我慢するなら、毎月ワンコイン上乗せして快適になったら嬉しいですよね。
また、MとLプランが20GB±5GBということで大手キャリアの20GBでは多すぎたり足らなかったりと言ったユーザーに最適という面もあるようです。
その2|キャリアメールアドレスが使えない
3大キャリアとの契約を解約するので、「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」「@i.softbank.jp」等を引き続き利用するには、月額料を支払ってキャリアメール持ち運び制度を活用する必要があります。
僕自身、docomoのメールアドレスは、友人との連絡や両親との連絡には全く使用していなかったし、迷惑メールばかりが来るようなものだったので、特に利用していませんでした。
そういう方だとキャリアメールアドレスとはきっぱりとお別れできそうですね。
もし、両親とメールでやり取りしているような場合は、GmailやUQモバイルのメールアドレス等に切り替えましょう。
十分代用可能です。
キャリアからの乗り換えの手順(SIMのみ契約)
簡単に乗り換え方法を記載しておくので参考にしてみてください。
- 自分の今使用している端末がUQモバイルに対応しているか確認する
- 今利用中のキャリアからMNP予約番号を取得する
- UQモバイルオンラインショップから申し込む
- 後日、SIMカードが届いたらSIMカードを差し替える
- UQモバイルの初期設定(APN設定)をして完了
APN設定については、端末の「設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名(APN名)」に以下の値を入力すると完了となります。
代表的な設定項目名 | 設定値 |
---|---|
APN名、アクセスポイント名 | uqmobile.jp |
APN、APN設定 | uqmobile.jp |
ID、ユーザーID、ユーザー名 | uq@uqmobile.jp |
Password、パスワード | uq |
認証タイプ、PPP認証タイプ、暗号タイプ | CHAP |
APNプロトコル | IPv4v6、IPv4/IPv6 |
APNタイプ | default,mms,supl,hipri,dun |
UQモバイルの料金明細
2022年2月利用分の支払い明細を公開します。
消費税が別枠で加算されているので少し見づらいかもしれませんが参考にしてください。
「くりこしプランM+5G」+「10分かけ放題」で4,000円以内で収まっています。
auの方なら簡単に乗り換えが可能なので、「auからUQモバイルへの乗り換えが予想以上に簡単だった件」の記事を参考に是非検討してみてくださいね。au→UQモバイルはSIMカードを入れ替えるだけで済みます。
スマホ本体はauのものを使えるので、データの引継ぎや設定のし直し等は一切不要です。



素人の私にもできました!
UQモバイルのよくある質問とその答え
さぁ、UQモバイルに乗り換えてみよう!
本記事ではUQモバイルのメリットとデメリットをご紹介してきました。各サイトでもUQモバイルを推している理由が理解できたのではないでしょうか。
自宅セット割で化けるUQモバイル
単体で契約すると、他の格安SIMに比べて割高感が否めません。
しかし、自宅セット割に加入することが前提の料金プランなんだと思いますが、自宅セット割に加入することであらゆる人が大きく割引の恩恵を受けることができます。
学生であれば20GB(増量オプションも無料のためMプランに+5GB増量)で990円となるため、家計に優しいのは間違いありません。
格安SIMに乗り換えることの最大のメリットが、キャリア時よりも月額料金が下がるといったものなので、乗り換えた後のデメリットって、実質キャリアメールが利用できないことくらいなんじゃないでしょうか。
それほど、格安SIM、特にUQモバイルはオススメなSIMです。