シニアのスマホデビューのおすすめ?低価格かけ放題格安SIMはある?【おすすめ4選】

「おじいちゃんやおばあちゃんにもスマートフォンを持たせたいんだけど、どの格安SIMにすれば安く持つことができるんだろう?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
日本のスマホユーザーの中ではほとんどの方がLINEでメッセージや写真を送り合ってコミュニケーションしていると思いますが、ガラケーを持つシニア世代ともLINEでやりとりをしたいと思っている方も多いはず。特に子供が生まれた方はおじいちゃんおばあちゃんに孫の写真・動画を送ったりしたいですよね。
そんなわけで今回は、これぞシニア向けと言える格安SIMについてご紹介したいと思います。
- 格安SIMだけど通話をメインにしたい
- データ通信よりも通話に重点を置いた格安SIMが知りたい
- 通話し放題で月額料金が安い格安SIMを知りたい
- 両親に通話のみで格安スマホを安く持たせたい
このような方、必見です。
シニア向けおすすめ格安SIMまとめ
ネットワークエンジニアの僕のオススメする格安SIMは下記の4つです。
格安SIM | 特徴まとめ |
---|---|
![]() ![]() | 60歳以上は完全かけ放題が永年1,100円引きが特徴のシニア割のある格安SIM。 |
![]() ![]() | UQモバイルと同様、60歳以上は完全かけ放題が永年1,100円引きのシニア割のある格安SIMです。2回線目以降は3GB990円で持てるため、安さと通信速度を両立した格安SIMと言えるでしょう。 |
![]() ![]() | シニア割はないものの、0.5GBで550円という激安なプランを提供。「エコノミーMVNO」としてドコモショップでも契約可能になりました。シニア世代も取り込む狙いです。 |
![]() ![]() | LINEがカウントフリーのため、用途をLINEに絞り、子どもの写真を共有したりビデオ通話がし放題な点ではかなりおすすめできる格安SIMです。またソフトバンクの格安プランのため非常に高速通信が可能。 |
シニア向け格安SIMとは?
本記事ではシニア向けの定義を以下のものと想定して、当てはまる格安SIMをご紹介します。
- 専用通話アプリが不要で完全かけ放題がある
- 60歳以上割やシニア割がある
- 用途を限定してシェアプランで安く持たせる
- その他シニア用としておすすめできる
上記4つのようなイメージを想定した理由について簡単に説明しておきます。
専用通話アプリが不要で完全かけ放題がある
格安SIMには、通話オプションとしていくつか用意されています。
- 1回5分かけ放題
- 1回10分かけ放題
- 完全かけ放題
といった具合にかけ放題にはいくつか種類があり、特にシニア向けとしては「完全かけ放題」がある格安SIMを紹介します。1回10分かけ放題等しかない場合は、シニア世代に10分を厳守させるのはなかなか厳しいですよね。
また、かけ放題を適用するためには専用通話アプリが必須な格安SIMがあります。しかし、万が一使い忘れて通常の電話アプリでかけて高額請求というリスクを排除するため、専用通話アプリが必須なかけ放題は対象外とします。
「完全かけ放題があること」「専用通話アプリが不要なこと」
60歳以上割やシニア割がある
格安SIMでもY!mobileやUQモバイルのように60歳以上だと割引が効くものもあります。
そのため、他の格安SIMよりも比較的良い条件で契約が可能になります。
用途を限定してシェアプランで安く持たせる
格安SIMの中にはシェアプランと呼ばれる契約があります。従来は個別に与えられるデータ量を複数人でひとまとめにして1つのデータ容量を共有し合う契約体系です。
そのため、シェアプランにするだけで月額料金を下げることができ、その浮いた差額分で1契約を追加する方法です。
数百円程度で1つ追加できるため、実はあまり知られていませんがこのような方法で無理やりスマホを持たせることもできます。(実際に僕が親に実施した方法に近いです。)
その他シニア用としておすすめできる
シニアのサポートが充実していたり、シニアに特化した機能がある場合にはこちらに当てはまります。
完全かけ放題のある格安SIM
格安SIM事業者はピンからキリまで約30社以上ありますが、その中から現役ネットワークエンジニアの僕が厳選して完全かけ放題のある格安SIMを紹介します。
UQモバイル
詳しくは下記項でも説明しますが、完全かけ放題がありかつ60歳以上のシニア割引があるため、770円で完全かけ放題を付与することができます。
UQモバイルはauのサブブランドということもあり、通信速度はau並に速く格安SIMとは思えないほどに評価が高い格安SIMです。
Y!mobile
こちらもUQモバイルと同様、シニア割があり770円で完全かけ放題オプションを付与することが可能です。
2回線目以降は、自動的に割引となるため、表示金額よりも安く利用可能です。
OCNモバイルONE


シニア割はありませんが、データ量が0.5GBから用意されており、1,430円で完全かけ放題を付与することが可能です。
また、「トップ3かけ放題」という特殊なかけ放題が935円であることから、通話相手が3人以下に限定されている方にとっては非常に有効な格安SIMです。
LINEMO


少し例外になりますが、LINEMOはLINEがカウントフリーのため、通話は全てLINEだけに限定するならば3GB990円の範囲で収まるため有効に使えます。
家族や友人とLINEだけする用途として考えるならば非常に安価でおすすめです。LINE通話と通常の電話の違いが良く分からないという方はこちらの記事「電話とLINE電話ってどう違う?違いについてわかりやすく説明します」をご覧ください。
60歳以上割やシニア割がある
UQモバイル


完全かけ放題1,870円が60歳以上は770円となります。
そのため、条件を満たせば3GBで完全かけ放題付きで1,760円で持つことが可能です。
Y!mobile


こちらも完全かけ放題の「スーパーだれとでも定額 (S) 」の月額料(1,870円)が1,100円(永年)割引され、770円になります。
そのため条件を満たせば3GBで完全かけ放題付きで1,760円で持つことが可能です。
UQモバイルとY!mobileはどっちが良い?
実はUQモバイルとY!mobileは料金プランや立ち位置や似ていて、どっちが良いのか分からない方が多いはず。どちらも割引を使えば3GB990円で利用することが可能になるのですが、条件が異なっています。
- UQモバイル
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UQモバイルは自宅セット割といって、指定のインターネット契約またはauでんきに加入することで1回線目から割引が受けられます。
- Y!mobile
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Y!mobileは、1回線目は割引が受けられないのですが、2回線目以降は無条件に割引が受けられます。
つまり、条件が厳しいが1回線目から割引可能なのがUQモバイル。条件は簡単だが1回線目は割引受けられないのがY!mobileとなります。
どちらが良いかは一概には言えませんが、インターネット契約を指定のものに出来るのであればUQの方が良いでしょう。
例えば既にY!mobileと契約していて、1回線追加するだけであれば、そのままY!mobileで良いです。
用途を限定してシェアプランで安く持たせる


あまり参考にならないかもしれませんが、シェアプランを使って料金を下げ、浮いたお金で1契約追加するような方法です。
これで数百円で1つ追加できますが、かけ放題オプションまで付けると料金が上がるので、用途は限定した方が良いかもしれません。
例)音声通話はガラケー側で行う、スマホはLINEのみなど。
イオンモバイルのシェアプランの解説はこちらの記事をご覧ください。
シェアプランはOCNモバイルONEとイオンモバイルで契約可能です。