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楽天モバイルと言えば、スマホを安く持てるという印象があるのではないでしょうか。
実は、使用している電波の周波数があまり良くないものだったり、そもそも環境整備が中々追いついていないという問題を抱えています。
本記事では、通信の基本と性質を解説し、最後に楽天モバイルの現状から分かる繋がらない理由について解説していきます。
分かりやすい表現を心掛けているため、厳密には若干異なる部分があることをご了承ください。
なぜスマホは通信できるの?というそもそもの初歩のお話ですが、自身の持っているスマートフォンはキャリア事業者により建てられた基地局と接続し通信しています。
基地局は日本中に何十万と建てられており、その多くは3大キャリアであるドコモが約25万局、auが約18万局、ソフトバンクが約17万局とそれぞれ20万前後の基地局を設置しています。
この3大キャリアはMNOとも呼ばれていますね。
皆さんのスマホの契約キャリアがドコモであろうとauであろうとソフトバンクであろうと、日本中どこでも通信できるのは、たくさん建てられた基地局があるからなのです。
基地局との通信に使う電波の周波数に着目します。一般的に電波という波は周波数を持ちます。
3大キャリアは低い周波数の電波を扱うことができます。
一方で、楽天モバイルは3大キャリアより高い周波数を持つ電波しか扱うことができません。
周波数が高くなればなるほど、上記の性質は顕著になります。一例としてレーザーポインタをイメージしてもらえればわかりやすいです。光が一点に集中して飛んでいきますよね。高い周波数の性質です。
また、低い周波数の一例として懐中電灯をイメージしてもらうとわかりやすいと思います。周りがぼんやりと明るくなり、障害物があってもその後ろの方まで少し明るいのではないでしょうか。
懐中電灯よりレーザーの方が遠くまで飛ぶと思いがちですが、出力パワーが同じ場合は懐中電灯のほうがより遠くまで光が届きます。
このレーザーと懐中電灯のイメージを持ってもらうと、この後の話がよく分かると思います。
余談ですが、4Gに比べて5Gは高い周波数を扱うため、障害物に回り込みづらく、そして通信距離が短いです。
3大キャリアのCMでプラチナバンドと呼ばれる言葉を聞いたことがあるかと思います。特にソフトバンクのCMが顕著だったかなと思います。
一体何?という方も多くいると思いますので、簡単に説明しておくと、プラチナバンドとは、低い周波数のことを指しています。
厳密に言うと『バンド』なので周波数帯を指しています。
前述したように、プラチナバンドは低い周波数を持ち、ビルなどの建物や窓、扉と言った障害物にも回り込みやすく、さらに遠くまで届くという性質がありました。
そのため、屋外はもちろん、屋内にいてもどこにいても繋がりやすいのがプラチナバンドのメリットです。どのキャリアもプラチナバンドを欲しがっているのはこのためです。
まとめると、3大キャリアが繋がりやすいといわれているのは、以下の理由です。
ゆえに、日本中どこにいても障害物があっても繋がりやすいのです。
近年、第4のキャリアとして楽天モバイルが登場しました。
3大キャリアよりもはるかに低価格を実現していますが繋がりにくいと言われていますよね。
前述した、「基地局の数」と「利用している周波数」の観点から見ていきましょう。
楽天モバイル独自の基地局は約2万個しかなく、ドコモと比べるとおおよそ10分の1程度しかありません。日本全国をカバーできているようには思えません。また基地局の密度も少ないので、端末と基地局の距離が比較的遠くなりがちです。
基地局と端末の距離が遠くなると通信速度が遅くなる傾向があります。
繋がってるけど通信が遅くなかなかネットでページが進まないというような現象です。
楽天モバイルの基地局は上述の3大キャリアと比べるとまだまだ少なく、接続されても距離が遠くなる状況が多いことから通信速度が出ません。
また通信距離が遠いと、送信電力を大きくしなければならないためバッテリーも消費してしまいます。
楽天モバイルはプラチナバンドを持っておらず、すこし高めの周波数のみを持っています。(1.7GHz〜1.8GHz)
周波数が高いため、障害物に回り込みづらく、遮蔽物の影響をモロに受けてしまいます。
また、周波数が高い電波の方が減衰が大きく通信距離が短い性質がありました。
スマホの通信に高い周波数を活用するのは、繋がりやすさの観点でいうと明らかに不利となります。
楽天モバイルの基地局は、基地局数が少なく基地局1つあたりの通信範囲が短いということから、繋がりにくいと言われています。
つまり、3大キャリアと同様に全国をカバーするには、3大キャリアよりも基地局数を多くする必要がありますが、2万局を20万以上にするにはあと何年かかるのか、気になるところです。
しかし、楽天モバイルの基地局が数多く存在するような場所が活動範囲なら、楽天モバイルの繋がりにくさは全く気にならないでしょう。
楽天モバイルの基地局の多くは首都圏や都市部に建てられており、それ以外の地域だと繋がりにくい傾向があります。
通信速度や繋がりやすさについては、自身の生活範囲が繋がりやすい場所かどうかに大きく左右されます。
(僕の生活圏内だと割と繋がりやすいですが。)
このような理由から、完全に楽天モバイル1本に乗り換えるのは、繋がらなかった時を考えるとあまりオススメしません。
「絶対契約するべし楽天モバイルの活用方法まとめ」に記載のように、新規契約で「サブ端末として持つ」または「デュアルSIMで利用する」のであれば契約価値は大いにあると思います。
1GBまでは月0円で持てるので、あと1GBほしいなって方は契約してみてはいかがでしょうか。
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