楽天エリア圏内かどうかを確認する超簡単な方法

本記事では、楽天モバイルを契約する前に、アナタの活動場所(家や学校、会社など)が楽天エリアかどうか確認する方法をご紹介します。

楽天モバイル公式ページにあるエリアマップはあくまで参考情報のため、実際に電波が到達する範囲なのかどうかはマップとは異なっています。

エリアマップだけを見て楽天エリアだと判断するのは少々マズイです。

じゃあ本当に楽天回線が掴めるのかどうかを知りたい場合はどうするの?

なぜ楽天回線のエリアマップは参考情報なの?

という疑問に現役ネットワークエンジニアの僕がお答えする記事となっています。

では早速ご紹介していきたいと思います。

本記事の内容の信頼性
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楽天エリアかどうか確認する方法(公式版)

最も手っ取り早いのは、公式ページにある楽天モバイルエリアマップを確認することです。

上記の図は東京周辺のエリアマップです。

濃いピンクが楽天回線エリア、薄いピンクがパートナー回線エリアを示しています。

こう見てみるとまだまだ濃いピンクのエリアは少ないように感じますよね。このエリアが活動エリアの人はだいぶラッキーなんだと思います。

東京、川崎、千葉、埼玉あたりは確実に楽天回線が飛んでいるように見えます。

2021年7月現在、楽天回線の基地局は急激に増えてきているので、最新のマップ状況は楽天モバイル公式サイトを確認してみてください。

楽天回線のエリアマップを鵜吞みにすると少々マズイ理由

上述したように、東京であれば一見どこに行っても楽天回線でつながると思いますよね。そう考えていると少々まずいです。

実は楽天回線エリアであってもパートナー回線に繋がってしまうことが多々あるのです。

とはいえ、楽天回線エリアなのにパートナー回線に繋がってしまうときの対処方法もあるので、とりあえずは何とかなります。

楽天回線エリアマップが参考程度な理由
  1. エリアマップは基地局の位置から単純に算出しているだけに過ぎない
  2. 電波の到達範囲はその時その時の環境で微妙に異なる
  3. 楽天回線に割り当てられている周波数は障害物に回り込む力が弱い

    エリアマップに頼ると少々マズイ理由について確認していきましょう。

    その1:エリアマップは基地局の位置から単純に算出しているだけに過ぎない

    実際のところどう算出しているかは公開されていませんが、一般的に無線ネットワークのエリアマップを作成するときは、基地局の位置から半径何mまで電波が到達するかをベースに考えます。

    つまり、基地局を置いた位置情報さえわかれば、あとはその基地局を中心に半径何mまでを濃いピンク(楽天回線エリア)で塗っていきます。そのようにして楽天回線エリアマップが作成できます。

    こうして作られるのが実環境における電波の特性やスマホの特性をほぼ無視した理想的なマップです。(論理的なマップともいう)

    理想のマップのため、実際とは異なってしまっています。

    いわゆる論理図ってやつですね!

    その2:電波の到達範囲はその時その時の環境で微妙に異なる

    電波は常に一定の範囲まで到達しているかと言われるとそうではなく、環境によって異なります。

    例えば雨が降るとモバイルルータ―のつながりが悪かったりしませんか?

    雨が降ると雨粒に電波が吸収されてしまったりすることがあります。

    また、動くもの(人とか車とか)への反射角度等によって電波が互いに打ち消しあったりして到達しなくなったりとさまざま状況が変わってきます。

    常に同じ場所に必ず届くかと言われると、そうではありません。

    その3:楽天モバイル回線に割り当てられている周波数は障害物に回り込む力が弱い

    また、楽天モバイルに割り当てられている電波の周波数帯は1.7-1.8GHz帯であり、いわゆるプラチナバンド(ドコモ、au、ソフトバンクの最も繋がりやすい周波数帯)に比べると、周波数が高く、障害物に回り込む力が弱いという電波の特徴があります。

    つまり、障害物があるとうまく回り込めず電波が到達しなくなることがあります。

    楽天モバイル プラチナバンド(700MHz帯~900MHz帯)持っていない
    ・電波が遠くまで届きにくい
    ・電波が障害物に周り込みにくい
    ドコモ、au、ソフトバンク等 ・プラチナバンド(700MHz帯~900MHz帯)持っている
    ・電波が遠くまで届きやすい
    ・電波が障害物に回り込みやすい

    例えば、いくら楽天エリア回線エリア内だと言っても、壁や窓や扉の多くある家の中だと楽天回線が入らないという可能性もあります。

    実際僕も、家の隅の方で隠しながらスマホで確認するとパートナー回線に切り替わり繋がってしまうことが多々あります。

    僕も自宅マンションのエレベーターに乗るとパートナー回線に繋がっちゃいます

     

    このような3つの理由から、エリアマップだけをあてにするのは少々マズイということが分かってもらえたのではないかと思います。

    電波の特性および実環境を無視して、エリアマップに電波到達範囲の色を塗っている、ということです。

    楽天回線の電波を受信しているか実機で確認する方法

    エリアマップでは楽天回線圏内だったけど、実際は本当に楽天回線を受信できるのか?と疑問がわいてくると思います。

    ここで実機を使った楽天回線を受信しているか分かる方法をご紹介したいと思います。

    スマホで楽天回線の電波を受信できるか確認する方法
    1. 「設定」をタップ
    2. 「ネットワークとインターネット」をタップ
    3. 「SIM」をタップ
    4. 「詳細設定」をタップ
    5. 「ネットワークを自動的に選択」をOFFにする
    6. 利用可能なネットワークが検索される
    7. 検索結果の一覧に「440 11(またはRakuten)」があればその電波が楽天モバイルとなる

      楽天回線エリアかどうか調べる方法

      楽天回線エリアの場合の電波受信画面

      たったこれだけで楽天回線の電波を受信できているかどうかが分かります。

      家の中でやると障害物(窓、扉など)の影響でもしかしたら受信できていないかもしれません。

      そんな時は窓際に行ってみたり窓を開けてみると一応解決したりします。

      (上記はPixel4a5Gでの操作方法になるので、端末によっては若干操作が異なる可能性があります。)

      440 11って何の番号?

      440 11とはMCC(Mobile Country Code)とMNC(Mobile Network Code)というコード番号を示しています。

      Mobile Network Code (MNC) とは、端末設備を識別するための電気通信番号(International Mobile Subscriber Identity、IMSI)のうち、特に電気通信事業者を識別するために使用されるコード。

      運用地域を示す、Mobile Country Code (MCC) とともに使用する。ITU-T勧告E.212により規定される。

      従来は携帯電話事業者の識別目的に使用されてきたが、いわゆるFixed Mobile Convergence等との関係から、2008年5月にE.212が改正され、携帯電話以外の電気通信全般での使用が認められることになり、それに伴い日本においても同年11月に電気通信番号規則(総務省令)が改正されている。

      Wikipediaの表現じゃ分かりづらいので、ザクっと言っておくと、このMCC番号とMNC番号を見ればどのネットワークなのかが分かるということです。

      今回の場合は、440はMCC、11はMNCです。

      以下に、日本で運用中のネットワークのMNCを示しておきます。

      MCC+MNC 通信事業者
      440 00 ソフトバンク
      440 10 NTTドコモ
      440 11 楽天モバイル
      440 20 ソフトバンク
      440 50 KDDI・沖縄セルラー電話
      440 51 KDDI・沖縄セルラー電話
      440 52 KDDI・沖縄セルラー電話
      440 53 KDDI・沖縄セルラー電話
      (主に楽天モバイルのパートナー回線に利用)
      440 54 KDDI・沖縄セルラー電話
      441 00 Wireless City Planning
      441 10 UQコミュニケーションズ

      余談ですが、楽天モバイルはパートナー回線(他社)にローミングさせてもらってる立場なので、利用すればその分料金を取られているんですよね。

      参考楽天モバイル株式会社サービスへのローミング提供について

      つまり自社の基地局を速やかに設置して、パートナー回線の利用を減らしていくことが急務となっています。

      まとめ:楽天回線を受信できるなら思う存分使おう!

      実際のスマートフォンを活用した楽天回線を受信できるかどうかについてご紹介してきました。

      楽天モバイルとの契約は、通信基地局の少なさ、通信の不安定さから少し怖いという声が多いです。

      実際に楽天回線大丈夫なの?」という声が良くあるのですが、正直エリアマップを見ただけじゃ参考程度で真実は分かりません。

       

      そんな時は実際に自分の端末で受信できているかどうかを確認するのが最も手っ取り早いです。

      ただし、建物が1つ建つだけでも電波の流れって結構変わるので、いつの間にか楽天回線に繋がらなくなっていた、ということもあり得るのでその辺の環境も踏まえた上で、楽天モバイルと契約すべきかどうか検討しましょう。

      楽天モバイル1本の契約にするのは不安という方は楽天モバイルと新規契約してデユアルSIMで活用する方法もあるので、こちらの方法が個人的にはオススメしています。

      または、スマホとは別に楽天モバイルルータを持つのもお勧めですね!

      ありがとうございました!

      ネットワークエンジニアとして以下のような記事も書いているので、ついでに見ていってください。

      ▶現役エンジニアが語る楽天モバイルが繋がりにくいと言われる当然の理由

      ▶Rakuten Linkがなぜ通話料無料で通話できるのか?その仕組みを解説します。 

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