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改めて私の職種でもあるネットワークエンジニアとは、どんなお仕事なのか、年収はどのくらいなのか、そして取るべき資格等をご紹介していきます。
これからネットワークエンジニアになりたい方、またネットワークエンジニアに就職・転職したい人に向けて良いことも悪いこともしっかりとお伝えできれば良いなと思っています。
「そもそもネットワークエンジニアってどんなことやってるんだよ~??」
「毎日ネットワークばっかり触ってるのか??」
「ネットワークエンジニアになりたい理由は??」
なんていうギモンが解決できれば良いなと思っています。
実際に現場に行くと、文系の方だったり全くの未経験の方もいますので、転職先の職種としてのハードルは非常に低いのではないかなと思っています。
そもそもパソコンをあまり扱ったことのないような方もいましたし、IPアドレスって何って人と一緒に試験したりしていたので、現場の先輩たちからも教えてもらいながら、初心者でも徐々に慣れていきましたよ!!
ネットワークエンジニアの仕事の内容についてです。私自身も当初はよくわかっていませんでした。
こんな意味がよくわからない質問を危うく先輩に投げかけるところだった記憶があります。笑
よくインフラエンジニアとかWebエンジニアとかと混在されたりもしています。ネットワークエンジニアは、インフラエンジニアの1つです。ほかにサーバエンジニアとかもインフラエンジニアと呼ばれています。Webエンジニアもかな?
基本的にプログラムは書きません。が最低限読めることは必要になります。
2021年8月にCCNP ENCORを受験しましたが、Python等は出てきました。
▶【2021年】CCNP ENCORに合格!超効率的な勉強法や試験内容を解説します!
プログラム言語よりも機器の構成情報を書き換えたりといったコマンドは書きます。大学の講義でやっていたような変数Xを….とかポインタとかそんな話は一切でてきません。機器の制御をするだけです。
(もちろん自動化や効率化のためにマクロ組んだりはしますが。)
で、本来のネットワークエンジニアの仕事内容ですが、大きくネットワーク設計・構築・運用に分かれます。
顧客からのネットワーク構築依頼を受け、顧客要件をヒアリングしながら、最適なネットワークを設計していきます。
ネットワークといっても、使用するプロトコルをどうするかやパラメータを考えることはもちろん、適するルータやスイッチといった機器の選定(サイジング)も行います。
高性能なスペックの機器を入れると余裕で安定稼働しますが、お金がかかるし大きさもでかくなったりで、顧客予算に入らなくなります。顧客予算内に収めつつ機能的には満足させるサイジング感覚が重要になります。
もちろん、単にネットワークだけではなく、ネットワークに接続する顧客の端末のOSや、顧客の欲するセキュリティレベル・サーバーなどの情報・要望をもヒアリングした上で設計を行い、設計書を作成するので、ネットワーク以外のインフラ知識も求められてきています。
障害発生時の迂回経路などもしっかりと考慮しておく必要があります。
上記で設計したものをベースとして実際にネットワークを構築していきます。
構築フェーズの中には必ず検証試験があります。各機器間の接続試験や機能試験もありますし、障害発生時の経路切替の検証も必要です。また、端末から業務サーバまでの接続検証など一貫した試験も行う必要もあります。検証した結果、合格であれば顧客への引き渡しになります。
よくあるのが、理論的に冗長構成組んでいても実際はパラメータミスで経路が切り替わらなかったケースや、障害発生パターンを洗い出し切れておらず、冗長構成が機能しないような場合もあります。(あらゆる企業でのネットワークが停止する原因を突き止めると主にこれが理由です。)
前述したネットワーク設計結果に基づいて、機器に実装していきます。ここがプログラミングと勘違いする人が多いのですが、あくまで機器の構成情報を(Config)を変更するだけです。
例えば、IPアドレスはいくらで、ここのポートにはVlan〇を割り当てる。あのポートは機器とつながるからトランクポートにする。冗長化を組むのでここはVRRPを使用する。WANのポートにはアクセスリストを適用する。
日々こんなことを頭で考えながら、絵にかきながら実装を行っています。少し間違うとループしちゃったりして大変なことになりますので、試験・検証は必須です。
試験項目の設計等も構築に入る前に必要になります。
ネットワークを構築・導入後は、日々の運用があります。導入したときはOKだったけど、端末の入替や回線の変更等の様々な要因でネットワーク機器の設定変更や構成変更などが必要になったりします。
例えば新しいセグメントを追加するような場合は、アクセスリストの変更が必要となります。
ここで想定外のトラブルが発生するケースがありますので、障害を切り分けて原因を突き止めることが必要になります。故障の場合は機器交換の手配等も必要となります。
ネットワークに加え、端末や業務サーバまでも同じベンダ、同じチームで構築していればよいのですが、大抵はベンダが異なったりします。その時に、自分たちのネットワーク側は問題ないことを証明するための知識、エビデンスが必要となります。
ネットワーク含め、幅広いインフラ知識が必要となるので非常に需要が高いと思います。そのため、意外と高収入なのかもしれません。
インフラ系のエンジニア(特にネットワークやサーバー)は、ソフト開発エンジニアやプログラマーよりも年収が相対的に高い傾向があります。なぜかというと、ネットワークエンジニアの人材を育てるのが難しいことと、人材が不足していることのようです。
確かに、インフラエンジニアって、アプリケーションエンジニアに比べると非常に取っつきづらくないですか?初期費用もかかるし取っつきづらさもあって希少性があるようです。どっちやりたいか?と聞くと10人中7人くらいはアプリケーションと言うんじゃないかなと感じます。
もちろん所属している会社、年齢によっても単価が異なりますが、キャリアやスキルが評価されている場合の年収は650~800万といったところだそうです。
一般的に平均年収は以下といわれています。
↑もしこれが本当だとすると私は30代になったばかりですが、既に賞与含め年収は600万〜なので、あてにならないかもしれません。
それにネットワークを触るということは、万が一ミスすると顧客の仕事が止まる恐れがあります。そのため作業開始は夜遅くになったり、定時後になったりします。
そのため残業時間が多くなる職種なので、上記年収+残業代と考えたほうが良いです。1か月30~40hと考えると残業代は6~8万程度です。なので、1年の残業代は72~96万上乗せできると考えると、30~39歳は542万~566万となります。この業界って顧客都合で作業時間に制約が出るので、確実に残業代を手にすることができるってのがおいしいですね!(定時内は手順の確認や準備と言いつつ意外とゆっくりできることもあります。)
そうすると私の年収と同じくらいになるような気がします。
さらに年収を上げるのであれば、大手企業へ転職して単価を上げることが近道だと思います。大手だと中小企業に比べると商流も上位であるため、上流工程に携われる場合が多く、単価が非常に高いです。
同じ仕事をするのであれば給料高い方がいいですしね。
CCNAや上位のCCNPを取得したネットワークエンジニアの年収ですが、持っていても持っていなくてもそれほど変わらないと思います。
なぜなら、顧客に資格持っていることを言う機会がほとんどないからです。資格持っていなくても現場に出るとやらざるを得ませんし、同じようにネットワークトラブルシューティングをします。
しいて言うなら、転職サイトで応募できる案件が増えることでしょうか。ネットワークエンジニアになるにはCCNAは必須スキルと言われているので、どこも条件としてCCNAと書かれています。
ただし、CCNAレベルの理解が必須というわけではなく、CCNAと書いておけばとりあえず最低限の知識は持ってる人が応募してくれるだろう、というイメージで書いているのだと思います。
CCNAは持っておいて損は無いです。
ネットワークエンジニアに求められるスキルとは一体何なのでしょうか。私の個人的な意見ですが、ネットワークスキルは当たり前に持っているものとして、それ以外は以下の3点だと思っています。どれもエンジニアとして必要なスキルなので、ネットワークエンジニアだから必要というわけではありません。
ネットワークの設計する際、一箇所障害発生したときに極力止まらない様な冗長化したネットワークを設計します。
障害時には正常時のパケットのフローやそれぞれのプロトコルの仕組みと、障害時のパケットのフローやそれぞれのプロトコルの動きを比べます。比較することで、どこの機器・回線に障害が発生しているかを特定していきます。これらは、ルーティングプロトコルや冗長化といった仕組みを理解していなければ導き出せるものではないし、1つ1つのプロトコルを論理的に考えて対処しなければなりません。
穴が無いようにすべての個所の故障を想定してネットワークを設計することが求められます。障害切り分けに時間がかかるようなネットワークは構築しないようにしましょう。
顧客からは「この端末が使えなくなってる!なんとかしろ!」というような声しか上がってこないので、ネットワークが大規模になればなるほど、切り分けに時間がかかってしまったりするので、迅速な対処ができるよう確実な理解が必要です。
トラブルシューティングの際には、アナライザ(私はwireshark使っています)を利用してパケットを収集して地道に解析しなければならない場合もあります。。
顧客ありきでプロジェクトとして推進していくので、顧客と調整しながら進めていくスキルが必要となります。
若いうちからプロジェクトリーダとして任命されたり、中堅になると超大規模なネットワークシステムのリーダやプロジェクトマネージャをに任命されることがあります。
担当するネットワークが大規模になると、プロジェクトも細分化され、ネットワーク部分を専門的に対応するサブプロジェクトが作られます。そのサブプロジェクトのリーダを担当する場合には、ネットワークエンジニアとしての技術力に加えて、顧客や別のサブプロジェクトとの歩調合せ等、調整をする能力が必須となります。こうして様々なリーダ等と調整をしてシステム設計/構築を円滑に進めていくことになります。
近年ではインフラとまで呼ばれるようになったネットワークですが、新たな技術は常に生まれています。一つ一つのプロトコルの動作理解が必須と言われている中で、ネットワークをもっと抽象化して構築・導入しやすくするといった試みもされています。
こういう新しい技術を知り、業務に取り入れていかに顧客へ提案できるか、自分自身が新技術を知っているかも重要なポイントになります。
資格試験勉強に加え日々知識をつけていくことが必要です。
前述しましたがネットワークエンジニアとしての能力が高く評価される代表的な試験・資格には、Cisco Systems社が認定する「シスコ技術者認定」が一般的です。
「CCNA(Cisco Certified Network Associate)」は、世界最大手のネットワーク関連機器メーカーであるシスコシステムズ社が実施する、ネットワークエンジニアの技能を認定する試験。同社の主力商品であるCiscoルータ/スイッチに関する技術力の証明だけでなく、基礎的なネットワーク技術 (TCP/IPなど)を持つことの証明にもなります。
世界共通基準の資格であり、ネットワークの世界では最も有名な資格でもあります。
CCNAの勉強の仕方については「【効率的に】現役ネットワークエンジニアがCCNA勉強方法を紹介する【資格合格】」をご覧ください。現場の経験をしてきた私が実際に実践した方法です。
上記CCNAの上位資格になります。
CCNP(Cisco Certified Network Professional)とは、シスコシステムズ社が提供するシスコ技術者認定の5つのグレードのうち、プロフェッショナルレベルの技術者を認定する資格。ネットワークエンジニアの間で最も有名な資格である、CCNAの上位資格として位置づけられており、大規模ネットワークの導入、運用、保守などを行う技術を有することが証明されます。以前まではCCNP Switch、CCNP Route、CCNP Tshootの3つの試験を合格しないとCCNP R&S認定の取得ができませんでした。
現在はCCNP Enterpriseとなり、ENCOR試験と、ENARSI、ENSDWI、ENSLD、ENWLSD、ENWLSI、ENAUTOの6つの中から1つ合格すればよいようです。
CCNPの勉強の仕方については「CCNP ENCORに合格!超効率的な勉強法や試験内容を解説します!」をご覧ください。ENCORに無事に合格してCCNPを再認定(更新)することができました。
さらに上位のCCIEもありますがここでは割愛します。筆記試験に加え、一日かけて実際に構築やトラブルシュートを実施するラボ試験もありますので、非常に難易度が高いです。構築しかけていたネットワークをお昼休みの間に、意図的に弄られてトラブルシューティングを行うっていうこともあるようです。
もしCCNAの取得を考えているのであれば、以下のようなスクールもありますので学んでみたい方はこちらをお勧めします。
私がネットワークエンジニアになってから、ちょいちょいネットワークエンジニアってどう見られているのかをインターネットで検索してみるんですけど、「ネットワークエンジニアやめとけ」という声もあるんですよね。多分ネットワークエンジニアに限らず様々な職種が「やめとけ」と言われているんだと思うのですが、やめとけの声に不安を感じる方も少なからずいると思います。
なぜ「やめとけ」と言われているのか、現役ネットワークエンジニアの観点から個人的に抽出してみました。
運用中のネットワークにトラブルが発生すると途端に忙しくなります。今日は早めに退社しようと思っていてもトラブルが起きると帰れなくなります。
デートの約束も奥さんの誕生日も吹っ飛びます。
トラブルを解決しないとネットワークを利用している顧客の業務を止めかねません。例えば、コンビニのレジに使われているネットワークが使えないとなると、各店舗で営業ができなくなるかもしれませんよね。業務妨害と言われかねません。そのため、迅速な復旧に向けて粘り強くトラブル解決しなければなりません。
帰れないというところから、「やめとけ」「きつい」「オワコン」と言われるのでしょうね。
普通に公務員にでもなっていたら、帰れない仕事なんてきっと無いのでしょう。。。
でも帰れないとわかってて真剣に向き合って、解決に導いた時のやりがいは半端ないですよ?自信もつきます。
基本的にどこの会社も日中帯は業務でネットワークを利用していますよね。なのでネットワーク機器のメンテナンスやシステムのアップデート、機器リプレースなどは出来ません。
そのため、定時以降ネットワークが使われていない時間を見計らっての作業開始となります。もちろん、残業代は付きますが上司から「夜遅くの作業だからシフト勤務して夕方から出勤してね」と言われることもあります。
とはいえ、作業自体はうまくいけばアッという間に終わるので待ち時間の方が長かったりします。作業の計画的には、上手く行かなかったことを想定してスケジュールしていますので、時間がめちゃくちゃ余ったりもします。待ち時間を利用して勉強するのもいいですし、別の仕事を進めるのもありです。残業時間多いけど、意外と楽と私は感じています。
運用監視を任されているのであれば、朝番や夜番もありますので定時上がりとは程遠い生活になるかもしれませんけどね。オワコン。。。
2020年の改定により、CCNAの受験費用は39,600円から若干下がりました。それでも33,600円です。会社負担してくれるのであればよいのですが、自己負担だと考えると。。。正直言って受験しようと思えないくらいの価格ですよね。この価格の資格でも入門資格です。
CCNAの上位の資格であるCCNPになると2科目計62,700円となります。(以前までは3科目でしたので、97,978円でしたので安いといえば安いのですが。)
1発合格しても10万円近くかかるので心理的なハードルは高いように思います。
現役ネットワークエンジニアの私が簡単にネットワークエンジニアの仕事についてご紹介してきましたが、イメージ湧いていただけるとうれしいです。
文系からの転職が多いというのも正しい動きだと思います。小学校、中学校、高校でネットワークを本格的に勉強することってないじゃないですか。情報の授業なんてネットワークの1割も勉強してないです。
なのでCCNAの勉強さえしていればそれだけで十分ネットワークの知識人になれるのも間違いではないです。普通の人はSTPとかEIGRPなんて知らないですよ。
私が今現在、共に働いている協力会社さんによっては新人研修の一環でCCNA取得するって会社もありました。受験料も会社負担なのでありがたいですね!
もし就職・転職するのであれば、将来性のある安定した業界で手に職をつけたいですよね。安定・高収入を狙うならITエンジニア(ネットワークエンジニア含む)がおすすめです!なぜエンジニアなのか、3つほどピックアップしてみます。
情報ネットワークは、電気・ガス・水道に次ぐ、「第4のインフラ」と呼ばれています。つまりITは今の世の中には欠かすことのできないインフラです。そのため、将来的に仕事がなくなることがまずないです。SDNなどでどんどん抽象化されていきますけど、根本原因を解析するためにはまだまだネットワークエンジニアによる泥臭い作業が必要だと思っています。
電気・ガス・水道のインフラは安定期に入っており、今後増設されることはあまり想像できません。一方で、昨今の技術力の進化によってネットワークは現在も拡張を続けています。スマートシティ構想、IoT、5Gといった新しい技術の革新がめまぐるしく、今後も需要が拡大していくことが予測されています。つい最近ようやく5Gスマホが販売されてきました。
IT業界の中でもエンジニア職は、確実なステップアップが見込める職業です。現場経験を積み、現場リーダーになったり、CCNPやCCIEなどの上位資格を取ることによってさらに上の現場にいけるようになり、自己の成長にも繋がります。将来的には年収1000万円も夢ではありません。
私の先輩40代ですが、給与明細見せてもらったのですが、年収換算すると1,100万程ありましたよ。ビックリでした。。。
という訳で、是非ネットワークエンジニアも検討してみてくださいね。ありがとうございました!