ニアバイシェアの簡単な使い方

iPhoneで使えるairdropのAndroid版である「ニアバイシェア(near by share)」をご存じでしょうか?

スマホ間でカンタンにファイルを送受信できる神機能がついに搭載されました。

いつの間にか勝手にスマートフォンにインストールされていて「なにこれ怖い」と感じている人も多いはず。

ニアバイシェアってなんだよって方の疑問に答え、安全な使い方を紹介していく記事となっています。

 

ニアバイシェアとは、2020年8月上旬に公開された、AndroidOSの標準機能として使えるファイル共有アプリケーションです。正式なアナウンス等はなかったのでいつの間にやらという感じです。

下記、公式サイトにも記載があるように、決して怪しいアプリなんかではありません。

▶付近の Android デバイスとファイルやリンクを共有する

公式サイトにもニアバイシェアの記事が公開されていますね。

ニアバイシェアって何?メリットは標準機能であること

ニアバイシェアとは、Androidスマートフォン間で気軽にファイル交換が可能になった機能です。

イメージとしては、iPhoneのAirdrop機能ですね。そう聞くと安心しませんか?

メリットとしてはOSの標準機能(Android 6.0以上のようです)という形で実装されたということです。

今までファイル交換をするためのアプリ等は様々ありましたが、事前にお互い同じアプリをインストールしておかないとファイル交換できないという問題がありました。

しかし今回ニアバイシェアが実装されたことで、事前の共通アプリをインストールしておく必要性がなくなるため、たとえ初対面の人達であろうと事前の手間をかけずにファイル共有することが可能になります。

そのため、標準機能になったことがかなりメリットとして大きいのです。

ニアバイシェアが実装されたため、Androidスマートフォンでも近くにいる端末に対してファイルを送信することが可能になりました。

そもそもiPhoneだとairdropが2014年から使用できていたので、ファイル共有機能自体には全く目新しさは感じませんが、Android(GalaxyやXperia、Arrows等)の共通の新しいファイル共有の方法として、認知される日もそう遠くなさそうです。

(どうやらニアバイシェアは英語表記ではなくカタカナ表記が正しいようです。)

今回は、ニアバイシェアの基本的な使い方と、使用する際に確認しておきたい設定方法をご紹介したいと思います。

本記事の信頼性
執筆者:わい
大手企業で7年間ネットワークエンジニアをしています。
ネットワーク資格取得済み。
通信に関しては、企業ネットワークや4G&5Gに加え、キャリア側、ユーザー側双方の通信の仕組みを知っていたりします。
スマホ代は1台月々1,180円。現在はデュアルSIMで楽天モバイルも契約中。スマホは非常時に備えて2台持ち。
こちらの記事に記載していますが、実質1,180円でデータ使い放題しています。

ニアバイシェアの使い方

ニアバイシェアの使い方を教えてほしい!

ニアバイシェアってどうやって使うの??という方のために、使い方について、送信側と受信側に分けてご紹介したいと思います。

注意としては、ニアバイシェアは単独のアプリという形ではないので、アプリ一覧を探しても見つかりません。

ニアバイシェアの使用手順の流れは以下となります。

ニアバイシェアの使い方
  1. 送信したい写真やファイルを選び、共有ボタンをタップする
  2. 「共有に使用するアプリ」を選択する際に「ニアバイシェア」を選択しタップ
  3. Wi-Fi、Bluetooth、位置情報をONにし、送信待機する
  4. 受信側にてニアバイシェアによるポップアップが出るため、ファイルの受信に同意する
  5. 受送信が開始される
上記のような流れでファイル共有を行います。
それではさっそく送信側から手順を見ていきましょう。

    送信側:ニアバイシェアでファイルを送信する

    例えば、写真を相手と共有したい場合は、ギャラリーアプリから送信したい画像を開き、共有ボタンをタップします。

    すると共有アプリ一覧が出てくるので、そこからニアバイシェアをタップします。

    ニアバイシェアの設定方法(送信側)その1

     

    すると送信先相手のデバイスを探します。

    (ここで、WiFiやBluetooth、位置情報のうちどれかがOFFの場合は、ONにせよという旨のポップアップが出力されます。全部ONにする必要があります。

    もし送信可能な相手のデバイスを発見した場合、相手の端末名が表示されるので、正しければタップします。

    ニアバイシェアの使い方(送信側)その2

     

    タップすると相手からの承認待ち状態となり、受信側となる相手から承認されると、写真を送信することができます。

    ニアバイシェアの使い方(送信側)その3

    これでニアバイシェアの送信側の使い方は終了です。

    非常に簡単な手順で近くの端末に送信することができるようになりました。

    ニアバイシェアの大きなメリットは、お互いに特定のアプリをインストールする必要がないので、ちょっとしたファイルの送受信がスムーズにできるようになります。

    今まではファイル交換する際は、同じアプリをインストールしその上でファイル共有する必要がありましたので、Androidの標準機能として備わったのはかなり大きいメリットといえるでしょう。

    受信側:ニアバイシェアでファイルを受信する

    ニアバイシェアを使ってファイル共有を行いたい送信側の端末が付近にいると、ポップアップ通知が表示されます。

    この通知をタップすると、ニアバイシェアの受信待機モードに入ります。

    受信待機モードに入ると、付近の端末に端末名が表示されるようになります。端末名と聞いて不安になるかと思いますが、デフォルトならばメーカーの型番のようなものなので、個人名称などではありませんので個人を特定されるようなものではありません。

    ニアバイシェアの使い方(受信側)その1

     

    このとき、送信側端末がこちらの端末を指定してファイルを転送しようとした場合、受信側には、送信側のGoogleアカウント(プロフ画像)が表示されます。

    この端末から共有されるファイルを受け取る場合は、「同意する」ボタンをタップしましょう。(同意するボタンを押すまで勝手にファイルを受信することはありません。)

    ファイル受信後、受信したファイルがポップアップされます。これで受信完了となります。

     

    ニアバイシェアの使い方(受信側)その2

    これでニアバイシェアによるファイル交換は完了です。

    お疲れさまでした。

    ニアバイシェアのオススメ設定方法(モバイルデータ通信容量を消費しないようにする)

    ニアバイシェアで付近の端末とファイル共有をする場合でも、モバイルデータ通信を行ってしまうようです。

    そのためモバイルデータを使用しないように事前に設定変更を行っておきましょう

    設定方法
    • 「設定」→「Google」→「デバイス接続」→「ニアバイシェア」をタップ
    • 「データ通信を併用」という項目があるので、タップして「Wi-Fiのみ」に変更

    「Wi-Fiのみ」に設定しておくことで、モバイルデータ通信は使用しなくなりますので、初期設定として行っておきましょう。

    格安SIMの低容量(3GBや5GB等)の料金プランの場合は、無駄にモバイルデータを消費するともったいないので、特にこのような設定をしておくことをお勧めします。

    ニアバイシェアが使えない場合の対処方法

    ニアバイシェアで送信待機しているにも関わらず、受信側で何も通知されてこないといった症状が出ているようです。

    その場合は以下の3つのうちどれかの方法で改善される可能性があります。

    ニアバイシェアが使えない場合の対処方法3つ
    1. 一度、機内モードをONにする。その後OFFにする。(機内モードにすることで、一度通信状態をリフレッシュしています。)
    2. ニアバイシェア機能をOFFにする。その後ONにする。
      「設定」→「Google」→「デバイス接続」→「ニアバイシェア」をタップ。上部にON/OFFのトグルがあるので、切り替える。
    3. 端末の再起動

    それか、アプリインストールが必要になりますが、ニアバイシェアよりも高速&成功率の高いファイル共有アプリ『Files』(Google謹製アプリ)もあるので、代替手段として人気です。

    ▶『Files』って知ってる?ニアバイシェアより高速なファイル共有アプリ

    ニアバイシェアで勝手にファイル受信(ポップアップ)するのを止めたい場合・いらない場合

    付近にいる端末が送信待機状態になると、その端末の付近にいる端末すべてに勝手にファイル受信のポップアップが発生してしまいます。

    うっかり誤りタップしてしまうと他の人から何か届く可能性があるので、少し怖いというのも事実としてあります。

    また街中でゲームに集中している方も、スマホで漫画を読んでいる方にも、ポップアップが発生するので、非常に煩わしいですよねって僕は思います。

    そのため、本機能を使用しないから削除したい、何か怖いからいらないという方はニアバイシェア機能をオフにしておきましょう。

    ニアバイシェア機能OFFの仕方
    「設定」→「Google」→「デバイス接続」→「ニアバイシェア」をタップ。上部にON/OFFのトグルがあるので、OFFに切り替える。

    万が一、使用する必要が生じた場合は、同じ操作方法でトグルをONに切り替えてください。ONになるとニアバイシェア機能が有効になります。

    ニアバイシェアなんて全く使わないしいらないという方は、上記の方法で停止させておくと安全です。

    アプリのインストールなしに簡単にファイルの共有ができて便利なので今後有効に活用していきましょう。

    参考:ニアバイシェアをWindowsやChrome OSで使う方法

    今のところ使い方は不明なのですが、Chromeブラウザのエクステンションに設定項目がありました。

    ニアバイシェアをWindowsで使用する

    設定方法ですが、Chromeブラウザに「chrome://flags/」と入力し上記の画面を表示させます。

    検索窓から「nearby sharing」と入力すると1件ヒットするので、こちらを「default→Enabled」に変更しましょう。

    これにより、Chromeを介してのニアバイシェアが有効になります。おそらく、WindowsやMac、Linux、Chrome OS等どんなOSでも使用可能になると思います。

    ちなみに私のToshiba Chromebook 2(CB35-B3330 )では使用することができませんでした。おそらく、GooglePlayに対応していないからだと思います。2015年に海外Amazonから買ったのですが、、、買いなおそうかなぁ。くそぅ。

    どのように使用するのかは今のところ定かではありませんが、「共有」項目の一つにニアバイシェアが出現する日もそう遠くはないだろうと思います。

    ニアバイシェアはこれからの流行るファイル共有方法!

    ニアバイシェア機能のおかげで、近くの端末同士での写真の共有が非常に簡単になりました。

    しかし、ニアバイシェアとairdrop間には互換性はないようなので、AndroidとiPhone間でのファイル共有はできません。ここが解決すると良いんですけどね…。

    まだまだちょっとした不具合などがあるようなので、完璧な機能になるように期待したいですね。

    ニアバイシェアが使用できなかったり動作が不安定な場合は、以下のアプリ(googleのアプリです)でもファイル共有は可能ですのでお試しあれ。

    ▶『Files』って知ってる?ニアバイシェアより高速なファイル共有アプリ

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