格安SIM「LIBMO」が20GBで最安って知ってた?メリット・デメリットを紹介します
docomoの基地局、回線を利用した格安SIMなので繋がりやすさは全く問題ない「LIBMO(リブモ)」という格安SIMをご存じでしょうか。
実は知らない人が多いのですが、LIBMOの新プランは数ある格安SIMや大手の格安プランの中でも20GBプランでは最も安いんですよね。
そんなLIBMOを知らない方が多いので、他の格安SIMと比べながらデメリット・メリットベースでご紹介したいと思います。
LIBMOの基礎情報はこちらをご覧ください。
LIBMOとは?
LIBMO(リブモ)は、株式会社TOKAIコミュニケーションズが提供する格安モバイルサービスです。
1977年3月18日に創立した会社で、静岡県に所在地があります。従業員数が1,292名と結構大きな会社ですね。
この会社が提供している格安SIMサービスが「LIBMO」となります。
今広がりつつある格安SIMサービスなので基本的なサービスは他と変わりませんが、マイナーがゆえにいくつか特徴があるので、下記よりメリット・デメリットを交えて紹介したいと思います。
LIBMOの料金プラン


LIBMOの新プラン「なっとくプラン」では低容量から大容量まで揃えてあるので、一人ひとりのニーズに合ったプランを選択可能です。
特に、3GBであれば税込980円と、LINEMOやOCNモバイルONEの990円より10円安く、20GBだと1,991円であり2,000円を切る最安値なのが特徴的です。



最近はahamo、povo、LINEMOから20GBプランが出ていますが、どこよりも安いです!
LIBMOのデメリット2つ
LIBMOのの話題になると必ず出てくるデメリット面についてご紹介します。
- 端末が定価で高い
- 1GB、5GBのプランは他の格安SIMに比べると割高
【1】端末が定価で高い
LIBMOで売られている端末は基本的に定価です。そのため、発売から数か月経った端末等はAmazon等で購入する方が安くなる場合があります。
他の格安SIMの場合、SIMとセットで端末を購入すれば端末代はかなり安くなりますが、LIBMOの場合は割引が無いのが惜しいところです。
SIMフリー端末を別に購入し、LIBMOとSIMのみを契約することで安くなる場合があるので、チェックしてみてください。
【2】1GB、5GBのプランは他の格安SIMに比べると割高
LIBMOでは1GB:税込1,078円、5GB:1,518円となっています。
他ではOCNモバイルONEでは1GB:770円、6GB:1320円とLIBMOに比べると安くなっています。
大手キャリアの格安プランであるLINEMOも3GBで990円と1GBのLIBMOよりも安いため、低容量で契約するのなら他の格安SIMの方が良いと考えます。
大容量を欲している方こそLIBMOと契約すべき理由になります。
2022年2月より新料金プランとなり、1GBと5GBが廃止され、3GBと8GBが加わりました。3GBだと990円の事業者が多い中で980円としているLIBMOは低価格を実現しているため、デメリットが解消されたと言ってよいかもしれません。
他の格安SIMの料金プランと比較したい場合は「料金プランまとめ(音声通話SIM)」に記載しているので参考にしてください。
LIBMOのメリット5つ
つづいてメリットを見ていきましょう。
- 格安SIMなのにショップがあり店頭で契約が可能
- 20GBが一番安い
- 最大12,000円相当還元プログラムがある
- 余ったデータ量を繰り越せる
- 30GBプランもある
【1】格安SIMなのにショップがあり店頭で契約が可能
オンライン契約が苦手な方は、お店で契約することが可能です。
静岡県のみになりますが11店舗あります。
店舗でできることは大きく5つ。
- 即日店頭開通受付
- 他社からLIBMOへのお乗り換え
- 端末レンタル
- Phone修理
- 機種変更(端末の追加購入)
中でも特徴的なのが、事前に乗り換える前にレンタルできることかなと感じます。
最大14日間、LIBMO端末およびSIMカードを無料貸し出しいたします。通信速度やスマホの操作感を事前にお試しいただけます。
LIBMO取り扱い店舗
通信速度に全く問題が無ければそのまま手続きして乗り換えられるので、初めての格安SIMの方でも安心です。
【2】20GBが一番安い
20GBで考えるとLIBMOが一番安くなります(全て税込価格)。
20GBは確保したいけど節約もしたいという方なら、LIBMOも選択肢の一つになります。
格安SIM | 月額料金 |
---|---|
LIBMO | 1,991円(20GB) |
IIJmio | 2,068円(20GB) |
楽天モバイル | 2,178円(20GB) |
日本通信SIM | 2,178円(20GB) |
mineo | 2,187円(20GB) |
NUROモバイル | 2,699円(20GB) |
povo | 2,728円(20GB) |
LINEMO | 2,728円(20GB) |
ahamo | 2,970円(20GB) |
イオンモバイル | 4,378円(20GB) |
BIGLOBEモバイル | 5,720円(20GB) |
ただ注意してほしいのは、価格には現れない特徴を持つ格安SIMも中にはあります。
単純に安ければ良いのか、自身の使い勝手を踏まえて付加価値の高い格安SIMを選ぶべきか、慎重に検討してみましょう。
例えば価格には表れない特徴を持つのが以下のような格安SIMです。
- LINEMOはLINEがギガフリー(カウントフリー)で使い放題
- 楽天モバイルはRakuten Linkで通話料無料
- NUROモバイルは専用帯域+SNSカウントフリーが強力
単純に20GBで考えるとLIBMOが最も低価格となります。
また、ahamoにはないような30GBプランがあるのもLIBMOの魅力の1つですね。
【3】最大12,000円相当還元プログラムがある
20GBプランまたは30GBプランに契約した方のみ適用ですが、12,000円相当のTLCポイントが付与されます。このポイントは1ポイント=1円として使え、LIBMOの支払いに充てることが可能です。
例えば20GBプラン(税込1991円)であれば、6ヵ月分の支払いに充てることでタダにすることができます。
すると1年間の実質支払い額は11,892円(毎月20GB)となります。
ちなみにahamoの場合は、2,970円×12ヵ月=35,640円(毎月20GB)なので、比べるとかなりお得なのが分かるかと思います。
還元プログラムについて、終了している場合があるため最新の状況を公式サイトで確認してみてください。
【4】余ったデータ量を繰り越せる


使わなかった分は繰り越せるため、無駄なく利用が可能です。
大手キャリアの格安プランは繰り越せないので、そこが差となります。
【5】30GBプランもある
ahamo、povo、LINEMOのデータ量20GBじゃ足らないけど、大手キャリアは高いから別の選択肢が欲しいという方にはLIBMOは最適だと言えます。
寮や賃貸によっては固定回線を引けない方もいるので、大容量を使いたい方には、良い選択肢になるのではないでしょうか。
まとめ
本記事では格安SIM「LIBMO」を紹介してきました。
LIBMOの大きな特徴としては20GBプランではahamoやpovo、LINEMOを抑えて最安値というところだと思います。
特に固定回線を引くことができず大容量が欲しい、だけど節約したいという方にとっては選択肢の一つになり得ると感じます。