【新料金】IIJmio(格安SIM)のeSIMプランが価格破壊しててやばい


2021年2月24日の14時ごろにIIJmioの新料金プラン「ギガプラン」の発表がありました。
「IIJmioってどこ?」という方は
本記事では、ギガプランの詳細を確認し、このギガプラン(eSIM)がどう考えてやばいのかをお伝えしようと思います。
- IIJmioの新料金プランの詳細が知りたい
- IIJmioの新料金プランってどうなの?
- 新料金プランってどうやばいの?
これらの疑問を解決していきます。
IIJmioってあまり聞いたことのない会社だとは思いますが、格安SIMに早期に参入したり、いち早くeSIMを取り入れたりと未開の地を自ら積極的に切り開いていくような会社です。
今回も多くの他社が音声通話SIMのみの価格を刷新している中で、音声通話SIMはもちろん、SMS機能付きSIMやデータSIMの価格までも刷新されています。
また、eSIM専用データSIMも4つめの選択肢として挙げられており、使い方によってはかなりのメリットを受けられることになります。
それでは早速見ていきましょう。
IIJmioの新料金プランの詳細
今回発表された新料金プラン「ギガプラン」と提供時期についての詳細は以下のとおりです。
IIJmioの新料金プランは最安か
基本的に一般ユーザーであれば一番上の「音声」の行を確認しましょう。(ピンクのアイコン)
この行が音声通話機能付きSIMになります。
また、データ通信のみで良いという方は、2行目、3行目、4行目になります。
3行目のデータSIMを選択する場合は物理SIM(nanoSIM)になると思いますが、それよりも同じデータ通信SIMでも4行目のeSIMの方が280円お得に使用することが可能です。
提供開始時期は新規契約者と既存ユーザーで異なる
先行エントリーは3月1日から開始、新規契約者は新プランスタートは4月1日からとなっています。
また、既存のユーザーについてはプラン変更で対応できるとのことですが4月1日よりプラン変更受付、5月1日より新プランスタートとなります。
新規契約者 | 4月1日より提供スタート | ||
---|---|---|---|
既に契約している方 | 5月1日より提供スタート →新規契約者より1ヵ月遅いため、ギフト券特典あり |
僕の両親は現在IIJmioユーザーなので、5月1日からとなります。
母親、父親それぞれ1人1600円(3GB)で契約しているのですが、2GBあれば十分でしたので5月からは1人780円で済みそうです。
ほぼ半額ですよ・・・。素晴らしい。
さらに既存ユーザーはギフト券の特典も付くので嬉しいですね。
新料金プラン「ギガプラン」が価格破壊している


IIJmioの新料金プランですが、様々なキャリアが新プランを発表する中で、後だしじゃんけんと言って良いのかわかりませんが、今のところ最も安いんじゃないかなと思います。
最近登場した大手キャリアの格安プランは20GBで2,980円(税抜)だったため、その価格を下回ることは必要条件としてクリアしています。
また、格安SIMの日本通信SIMやMNOの楽天モバイルUN-LIMIT Ⅵの20GBで1,980円(税抜)をも下回っています。
- ahamo:2,700円(税込)(通話オプション込み)
- 楽天モバイル:2,178円(税込)
- IIJmio:2,068円(税込)
要は、20GBを基準とした場合、最も安いプランと言えます。
2GB | 858円(税込) | ||
---|---|---|---|
4GB | 1,078円(税込) | ||
8GB | 1,518円(税込) | ||
15GB | 1,848円(税込) | ||
20GB | 2,068円(税込) |
とは言え、大手キャリアがこぞって20GBプランを出していますが、このプランが本当に嬉しいユーザーは何%いるのでしょうか。
僕はここが今でも引っかかっています。
以下の引用では日本でキャリアと契約している方の月間データ通信量は平均7.56GB(ギガバイト)と言われています。
スマートフォン利用者のデータ通信量について分析した結果、「わからない」と回答したユーザーを除いた平均データ通信量は7.56GB(ギガバイト)、中央値は3.00GBとなった。有効回答のみを対象とした場合、月間通信量は「1GB」31.4%、「2GB」15%、「3GB」13.7%となり、60.1%のユーザーが3GB以下の通信量となった。なお、「7GB」までの累計では約79.1%を占めた。
上記から60.1%の方は3GB以下しか利用していない、7GB以下の方は79.1%w占めているという結果がでており、おそらく8GBあれば80%の人が足りているのでしょう。
80%の方が月額1,518円(税込)でスマホを利用できるようになったというのはすごく嬉しいのではないでしょうか。
中央値が3GBと言っていることからも1~3GB利用する方の分布が多いことが分かります。
IIJmioは2GB、4GB、8GB、15GBと他社ではあまり見ない容量で料金プランを設定しているため、ライバルというライバルはいないのではないかと思います。
ちなみに他社と比べてみると、BIGLOBEモバイルやOCNモバイルONEの料金プラン1、3、6GBが用意されています。
つい先日に新料金プランを発表したBIGLOBEモバイルでさえ1GBで1,078円(税込)、3GBで1,320円(税込)なので、IIJmioの方がかなり安いと言えます。
正直、BIGLOBEモバイルの料金プランが今後の格安SIMのベースになるだろうと思っていたので、価格破壊に感じますね。
IIJmio+DSDV(デュアルSIM)でさらにやばい理由
音声通話SIMでさえ、価格破壊していてやばいということを上述しましたが、実はさらにヤバイ使い方があるんです。


一番下のeSIMプランを見てみましょう。
この表の中で音声通話SIMやSMS機能付きSIMに比べると、データプラン(eSIM)のため低価格を実現しているのは理解できますよね。


と思っている方、多いのではないでしょうか?
このIIJmioのeSIM(データ通信)プランは、楽天モバイルUN-LIMIT Ⅵを契約し組み合わせれば、見方がグンと変わってくるんです。
コスパがやばいデュアルSIM構成
※楽天モバイルが値上がりしたことで最強の組み合わせではなくなってしまいました。※
つまり、以下のような構成にします。
- 主回線:楽天モバイルUN-LIMIT Ⅵ
- 副回線:IIJmio「ギガプランのeSIMコース」
要するに、主回線の楽天モバイルで電話番号を維持し通話/SMS専用SIMにします。
この楽天モバイルは契約していてもデータ通信使わなければ0円です。(厳密には1GBまで通信OKです。)
(この理由についてはまずは楽天モバイル公式ページをご覧ください。)
そして、副回線側のIIJmioをeSIMのデータ通信用SIMにします。
僕は4GBあれば足りるので月額660円(税込)で契約したとします。
すると、音声通話もできてデータ通信も4GBで660円(税込)で出来る最強のSIMが完成します。
この最強という意味は、音声通話さえもRakuten Linkを利用することで国内通話無制限で無料になります。
コスパの良さをahamoと比べてみた
簡易的ですがahamoと20GB料金を比べて比べてみましょう。
キャリア | ahamo | 楽天モバイル+IIJmio |
データ通信量 | 20GB | 20GB |
月額料金 | 2,970円(税込) | 1,650円(税込) |
通話料 | 1回5分かけ放題 | 無制限かけ放題 (Rakuten Link) |
速度制限時の速度 | 1Mbps | 300Kbps |
データ追加 | 1GBあたり550円 | 1GBあたり220円 |
ahamoよりもpovoやLINEMOの方が安いじゃん、という意見もありますが、1回5分かけ放題を追加すると3,278円(税込)なので、ahamoの方が安いためahamoと比較しています。
IIJmio+楽天モバイルの圧倒的なコスパの良さが分かるかと思います。
ちなみに20GB使いたい人は、
・楽天モバイル 1GB:0円
・IIJmio eSIM 20GB:1500円Rakuten Link使えば通話も0円だしahamoとかpovoとかLINEMOより高コスパになるし、日本通信SIMの合理的20GBプランも超えることになりそう。
あとは3月のOCNモバイルONEの新料金発表待ちですね。
— わい@ネットワークエンジニアやってるブロガーの人 (@wai_memo) February 24, 2021
今なら楽天モバイルが月額が1年間無料で使えるチャンス!
ちなみに今楽天モバイルと契約すると、先着300万人は1年間の月額料金を無料で使うことができるので、まずIIJmioを電話番号維持用に2GBプラン(858円(税抜780円))に乗り換えておき、楽天モバイルと新規契約すれば、858円で1年間データ使い放題なこれまた最強のデュアルSIMが完成します。
この楽天モバイルのキャンペーンは4月7日で終了するので、ぜひ契約しておきましょう。
1年間無料キャンペーンは4月7日をもって終了しました。
要確認!!楽天モバイル公式ページ
- 主回線:IIJmioの2GBで858円(税込)
- 副回線:楽天モバイルUN-LIMIT Ⅵの1年間月額料金無料で0円
さっきとは主回線と副回線が逆なのに注意してください。
この1年3か月無料期間が過ぎた後、以下のように乗り換えます。
- 副回線用としてIIJmioのデータ通信SIM(eSIM)を追加契約
- 主回線のIIJmioを楽天モバイルに乗り換える
- 今まで副回線だった楽天モバイルは解約
上記2を主回線、1を副回線として使えば、月額1,650円(税込)で20GBと言った活用が可能になります。
僕は4GBで十分なので月額660円(税込)になりそうです。
IIJmioのeSIMが可能なスマートフォンは?


今のうちにeSIMが使えてかつデュアルSIM(DSDV)に対応しているスマートフォンを用意しておきましょう。
また今後スマートフォンを購入する方はeSIMを扱えるスマホに買い替えを検討しておくことが賢い選択だと言えます。
- iPhone 13系
- iPhone 12
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 12 mini
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- iPhone XR
- OPPO A73
▶eSIM対応デュアルSIMスマホ『OPPO A73』をおすすめするたった一つの理由
- Google Pixel 5
- Google Pixel 4a (5G)
- Google Pixel 4a
- Google Pixel 4
- Google Pixel 4 XL
- P40 Pro 5G
これらのスマホに替えておくことをお勧めします。
これからはデュアルSIMで自身の使い方ニーズにあったプランで活用していくことがデフォルトになるでしょう。
Androidであれば個人的にはOPPO A73が2万円以下で手に入りおすすめです。
まとめ:最強のデュアルSIMを活用しないと損です!
本記事では、IIJmioの新料金プランの安さと、デュアルSIMでの活用の仕方をご紹介してきました。
現在はahamoやpovo、LINEMOに目が行きがちですが、いくら2,700円や3,278円と携帯代が安くなったと言っても20GBも使用しない方にとっては非常にもったいない気がしています。
そのため、安く抑えるならばIIJmioを活用するのが最も良い選択になるのではないかと思います。
今コロナ禍で在宅勤務を余儀なくされ残業時間が減っていると聞きますし、できるだけ出費を抑えていくというのはこれから先重要な考え方になると思います。
これを機にぜひ格安SIMに乗り換えるとかデュアルSIMに挑戦するだとか、一歩踏み出してみましょう。