一人暮らしを始めた女性向けのWi-Fi回線はどれがおすすめ?
「Wi-Fi欲しいけど一人暮らししてて工事業者に部屋に入られるの嫌だな…」
「賃貸だから簡単に取り付けられる固定回線が欲しい」
「家ではスマホ使い放題したい」
こんな悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
本記事では上記のような方に向けた、自宅で契約すべき回線の契約種類とオススメの回線をご紹介します。
- スマートフォンの利用でも自宅固定回線があった方が良い理由
- 自宅回線として主に使われる4つの回線種
- 5Gの登場で光回線1強ではなくなった
なぜスマートフォンを自宅のWi-Fiに接続するのか


そもそも「なぜスマートフォンを自宅のWi-Fiに接続する必要があるのか」ですが、下記のようなメリットがあります。
- モバイルデータ通信の利用を削減できる
- スマホの料金プランをより低価格にできる
- 自宅でWi-Fiを活用すればデータ使い放題できる
スマートフォンの契約は、1ヵ月に使用するモバイルデータ通信量(ギガ)に応じて月額料金が変わってきます。
- たくさん使う人は、月額料金が高くせざるを得ない
- 少ししか使わない人は、月額料金を安くできる
つまり、いかにスマホ通信を少なくして節約するかがカギになってます。



最近は物価が上がって来てるので、どこかしら固定費の節約はかなり重要視されています。
一方で、スマホにはWi-Fi機能があるので、Wi-Fiにつないで使用すればモバイルデータ通信ではなくWi-Fi通信を使うことでモバイルデータ通信量を消費せずに通信が可能になります。
最近ではYouTubeやTikTokといった動画アプリ、Instagramなどの画像・動画アプリが人気のため、ギガを消費しやすい傾向があり、その分スマホ料金が高い方が多いです。
そのため、自宅のWi-Fiを上手く利用すればスマホの料金を安くすることが可能になります。
モバイルデータ通信とWi-Fi通信の詳しい違いについては「モバイルデータ通信とWi-Fi通信の違いについて」をご覧ください。
自宅のWi-Fi回線には何がある?主な回線種
自宅で使える回線種には、大きく分けて下記4つ「ホームルーター」「光回線」「モバイルルーター」「ケーブルテレビ」があります。
自宅回線 の種類 | ホーム ルーター | 光回線 | モバイル ルーター | ケーブル テレビ |
---|---|---|---|---|
利用場所 | 自宅のみ | 自宅のみ | 自宅以外でも 利用できる | 自宅のみ |
導入のしやすさ | コンセントを 指すだけ | 工事が 必要 | 充電して電源 入れるだけ | 工事が 必要 |
工事 | なし | あり | なし | あり |
データ容量 | 機種による (無制限を選ぼう) | 無制限 | 制限あり | 無制限 |
一人暮らしに おすすめ度 | ★★★★★ 5.0 | ★★★ 3.0 | ★★★★ 4.0 | ★★★ 3.0 |
特に、一人暮らしを始めた女性の方であれば、いくら工事業者と言えど家の中に入れたくないというのが本音だと思います。



その場合は、回線敷設の工事が必要な「光回線」や「ケーブルテレビ」はあまりオススメできません。
以下でそれぞれの特徴を解説します。
ホームルーター
一人暮らしをしていて、宅内工事に入られたくない方には最もおすすめです。
ホームルーターは無線通信なので、たまに通信が不安定になることもありますが、近年ではデータ量が無制限に使え、かつコンセントを指すだけで使えるので一人暮らしを始めた女性にはオススメの選択肢です。
5Gが普及してきたこともあり、無線ルーターと言えどかなりの通信速度が出るのも人気の一つです。
- 宅内工事に入られたくない
- 通信速度はある程度あれば良い
- 通信がまたに不安定になっても構わない
最もオススメなのはドコモ home 5G HR02です。
ここだけの特典で、10,000円のキャッシュバックと端末代が実質無料になります。
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光回線
宅内工事をして構わないのであれば、光回線が通信速度が速くておすすめです。
光回線(有線)のため、通信速度は安定しており高速です。
ただし、料金が高かったり、業者が多忙なので宅内工事が数か月先になる可能性があります。
- 通信は安定かつ高速が良い
- オンラインゲームをする
- 工事で宅内に入られても構わない
モバイルルーター
通信量をそこまで利用しない方や、一定期間一時的に使いたい人にとってはモバイルルーターもおすすめです。
ただし、モバイルルーターのデメリットとして1ヵ月の通信量に制限があります。
- 外出先でも利用したい
- 1ヵ月の総データ量は少なめで良い
- 宅内工事に入られたくない
ケーブルテレビ
マンション自体に光回線を敷設しておらず、代わりにケーブルテレビの回線を敷設してあることもあります。
その場合は光回線が選べない代わりに格安でWi-Fiが利用可能です。
格安で契約できますが、宅内に工事業者が入る可能性があるので、ケースバイケースになります。
今契約するならどのホームルーターがおすすめ?
2023年7月現在では、月間利用量が無制限使い放題で、5G対応で通信速度の速いタイプが登場しています。
ドコモ home 5G (製品型名 HR02) | Home 5G プランという専用の5Gプラン(4,950円)に加入することになります。 今のところ3日で100GB使っても速度制限がないため、固定回線として快適な速度で利用できる。 |
ドコモで契約可能な5G対応のホームルーターは、現在のところ速度制限等がなく無制限に利用可能です。
ドコモエリアで利用できるので、日本全国ほぼ対応しています。
僕もホームルーターやモバイルルータで無制限に使えるというのは個人的にはびっくりだったので「ドコモのhome5Gの登場で今までのエンジニアの常識がひっくり返った話」に詳細を記載しています。
では、他のキャリアのホームルーター製品と比較してみます。
5Gホームルータは全て速度制限がないのか比較
近年登場している5G対応ホームルータでも、月間の通信量制限、速度制限のあるホームルータも存在します。
各キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)から出ているホームルーターをご紹介・比較してみます。
キャリア | docomo | au | Softbank |
画像 | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
名称 | home 5G | Speed Wi-Fi HOME 5G L12 NAR02 | Softbank Air Airターミナル5 |
下り通信速度 | 最大4.2 Gbps | 最大2.7Gbps | 最大2.1Gbps |
上り通信速度 | 最大218Mbps | 最大183Mbps | 記載なし |
月間データ量 | 無制限 | 30GB(超過で128Kbps) | 無制限 |
速度制限 | なし | あり 直近3日間で計15GB以上で1Mbpsに制限 | あり サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合がある。 |
月額料金 | 4,950円 | 5,170円 | 5,368円 |
端末価格 | 39,600円 | L12:43,200円 L11:39,600円 | 71,280円 |
公式サイト | ▶公式サイト | ▶公式サイト | ▶公式サイト |
各キャリアからホームルータは登場していますが、ホームルーターとして上記の表のなかで注目すべきは「速度制限の有無」と「月間データ総量」ですが、無制限で何も気にせず利用できるのはドコモのhome 5Gのみとなります。
auについては、月間30GBしか使えず3日で15GBを使うと制限に引っかかってしまうため、自宅の固定回線として契約するのはオススメできません。
条件的にはソフトバンクのAir ターミナル5も使い放題ではありますが、「回線がひっ迫するお昼や夜では混雑緩和のための速度制限が実施される」旨が明記されています。そのため、ほぼ毎日一時的に制限がかかる状態となり皆が使いたい時間帯に速度が出ない(使えない)ホームルーターとなることに注意が必要です。
一般的な生活リズムとは異なる方であれば有効に使えるのかもしれません。
上記より、固定回線として利用できる条件が揃っているのはdocomoのhome5Gです。
月間のデータ使用量に制限が無く、速度制限も無く、月額料金も4,950円と固定回線と考えるとリーズナブルなこともあって、地域のケーブルテレビと契約するより5Gの最大速度が速いことから、今かなりhome5Gと契約する方が増えてきています。
もし光回線が引けないマンションや寮でケーブルテレビ/ADSLの速度に不満を持っている方であればhome5Gに乗り換えた方が日々ストレスを感じずにネットを利用可能です。
home5Gの評判・口コミ・感想
ネット環境やっと変えたった!!
home5G最強説。
制限無いの嬉しいよ😭♥
これからは安心してオンライン生配信見れる👀
今日、インターネットが繋がったなう。
ドコモのHOME 5G。
電気屋さんでWiMAXの相談したらこっちがよいということで、設定も簡単で即日使えて感激。
総湯のウィフィーにはお世話になったわ。
マンションまでは光ファイバーで、各家庭は電話回線なVDSL方式でストレスになる場面が多かったけど、工事は面倒なので、ドコモのhome 5gにしてみた。
下りで5-6倍出て素晴らしい👏🏻
docomo 4G+プレミア2.4GHz
1日あたり10G位使用してますが通信制限来てないです😳ドコモ home 5Gの測定結果
Ping値: 43.8ms
ダウンロード速度: 116.62Mbps(かなり速い)
アップロード速度: 36.59Mbps(普通)
口コミのように、他のホームルーターやWiMAX等に比べるとストレスなくネットができ、接続形態によっては光回線も速度が出ないため、次点での候補としてhome5Gが挙げられていることが分かります。
今であれば正規代理店経由の場合の特別なキャッシュバック特典もあるため、ぜひ検討してみてくださいね。
Amazonをよく使われる方にとってはAmazonギフト券が人気です。それ以外の方は15,000円キャッシュバックの方がお得に感じるようです。
以上、「自宅の固定回線(Wi-Fi)はどれがおすすめ?5Gの登場で新たな選択肢が現実的に!?」でした!
▶ドコモのhome5Gの登場で今までのエンジニアの常識がひっくり返った話
▶正しく理解してる?|モバイルデータ通信とWi-Fi通信の違いについて
自宅回線(Wi-Fi)を選ぶ時の考え方
自宅回線を選ぶ時の考え方は以下4点です。
- 月間利用データ量に制限が無いか
- 通信速度が必要になる利用用途があるか
- 建物により制約があるか
- スマホの契約とセットで割引があるかどうか
1.月間利用データ容量に制限がないか
総務省より公開された統計データでは、ブロードバンドサービス1契約あたり月間175GBしていると公表されています。(家族4~5人程度を想定)
2021年5月の我が国の固定系ブロードバンドインターネットサービス(注4)契約者の総ダウンロードトラヒックは、推定で約23.9Tbps(1契約1か月当たり約175GB(注5))であり、前年同月比25.6%増となりました。
自宅で通信を利用する際は、家族全員がPCやスマホを自宅回線に接続して利用することになるため、動画を観たりオンラインゲームをする家族が多い場合は月間の消費量が175GB以上になるという結果が得られています。
そのため、自宅回線として利用するための条件として、月間の通信データ量が制限無しの回線(175GB程度/月を利用できる回線)を選ぶことが望ましいです。
2.通信速度が必要になる利用用途があるか
例えば、最近流行りのリアルタイム性のオンラインゲームをするユーザーが多い場合は、高速通信でかつ安定して繋がることが必要となります。
実測値30Mbps~70Mbps以上であることが望ましいです。(Ping値も重要ですが。)
動画のストリーミング視聴などであれば、オンラインゲームよりは条件は緩やかとなりますし、動画もそこまで見ない方、少しインターネットが遅くても構わないという方であれば、高速通信は必須条件では無くなります。
3.建物により制約があるか
例えば、一部のマンション等だと光回線が引けないマンションも存在します。その場合はマンションで契約しているケーブルテレビなどが推奨される場合があります。
この場合は、光回線以外の回線から選ばなければならなくなってしまいます。(実際、僕の自宅も光回線が引けないと管理会社から言われました。)
4.スマホの契約とセットで割引があるかどうか
近年ではスマホ契約とセットでスマホ料金側で割引があるサービスがあります。
少しでも通信費を節約したい方にはお勧めの契約方法です。
例えばOCNモバイルONEではOCN光を契約するとスマホ料金が200円割引、IIJmioではIIJmioひかりとセットで660円割引されます。
1回線あたりで割引となるため、家族4人で加入しているとIIJmioの場合『660円×4人=2,640円割引』となり、意外と通信費を抑えられます。
この項のまとめ
- 利用する月間利用データ量がどのくらいか
- 主な通信の利用用途では通信速度がどのくらい必要になるか
- 住んでる建物で引ける回線はどれか
- スマホとセットで割引があるか
寮や賃貸、マンションによっては光回線を引けない建物、工事が不可な建物があったりするので、引ける回線種の中から、自分の用途に合った回線を選ぶようにしましょう。