検索順位が上がる!僕のカニバリゼーションの対策方法を教える



ブログを書いて収益化を目指している方やアクセスアップを目指している方にとっては、いかにSEOで検索上位を取るかが重要になってきます。
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カニバリ対策は検索するといくつか出てくるのですが、日々ブログのデータを収集していて個人的に気づいた点があり、またそれはネット上に書かれていなかったので、今回記事にしてみます。
(既にあったらすみません。)
本記事では、そんな上位表示を阻害する『カニばっている状態』を見つける方法の1つをご紹介します。
誰か1人でもお役に立てば嬉しいです。
カニバリゼーションが起きているかを早期に見つけるべき理由
そもそもなぜカニバリゼーションが起きている(カニばっている)状態がまずいかを簡単に書いておきます。
たとえばブログ内の記事Aと記事Bがカニばっている場合、Googleから受ける各記事の評価が分散されると言われています。
カニバリの状態
- 1つのキーワードクエリに対して2つ以上の記事がランクインしている状態
- Googleもどっちを高く評価していいかわからない状態になっている(評価の分散)
評価が分散してしまうと、たとえば記事Bが邪魔して、本当は上位表示が可能な記事Aの順位が思うように上がらないといった事象が起きます。(逆もまた然り。)
順位ごとのクリック率は以下と言われています。
検索順位 | クリック率 |
---|---|
1位 | 28.5% |
2位 | 15.7% |
3位 | 11.0% |
4位 | 8.0% |
5位 | 7.2% |
6位 | 5.1% |
7位 | 4.0% |
8位 | 3.2% |
9位 | 2.8% |
10位 | 2.5% |
引用元:Why (almost) everything you knew about Google CTR is no longer valid – SISTRIX
よって、SEOによりアクセス数をアップさせたいブログは、カニバリを回避するように記事を投稿し、各記事毎に評価を集中させる必要があります。
今回は、どの記事とどの記事がカニバリを起こしている可能性があるのかを発見する方法をご紹介します。
(全部が全部あてはまるわけではないので、可能性の域を出ないものであることをご了承ください。)
今回使用するツール『検索順位チェックツールGRC』とは?
今回使う検索順位チェックツールGRCについて簡単にご紹介しておきます。
その名の通り、GRCは自分のブログをキーワード毎に検索順位を調べられるツールです。
収益化を狙うブロガーは、狙ってるキーワードで上位表示をさせるために、このような検索順位を調査できるツールを導入しています。
僕が順位変動を日々チェックするのは、もともとはリライト計画を立てるためです。
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GRCはWindowsでのみ動作しますが、10キーワードまでは無料で利用できるので、一度利用してみてください。
今回はこのGRCを使用します。
▶検索順位チェックツールGRCのダウンロードはこちら(公式サイト)
カニバリを見つけるための準備とそれらしきキーワード
まずはGRCにカニバリを調べたいキーワードを登録し数日程度データを取得しておきましょう。
データを取れば取るほどより精度は上がるので、本ページをブックマークしておき、数日後にここから先をお読みください。
一ヶ月くらいデータを取っていると、順位がつき、翌日には順位下降、数日後にまた順位上昇、数日後に順位下降…といった動きをするキーワードが出てくると思います。
このような上昇と下降を頻繁に繰り返すものはマークしておきましょう。カニばってる可能性があります。
※投稿して間もない順位が付きだした記事も上昇と下降を繰り返してやがて収束していく動きをするため、全部が全部カニバリ対象という訳ではありません。
蓄積されたデータからカニバリを見つける方法
順位データがあつまれば、実際にカニバリを探していきましょう。
GRCではデフォルトの画面ではyahoo,Google,bingの各キーワードに対する検索順位が表示され、画面の右下に順位履歴が表示されているかと思います。
上部にあるタブから「ランクインページ」をクリックします。(図中①)
右下に順位履歴とその順位にランクインしたページのURLが載っているので、こちらを確認していきます。(図中②)
履歴を辿っていくと、ランクインページが変わっている箇所があります。
GRCの画面上ではランクインページの変わり目の箇所が赤色文字で表示されていると思います。
この赤文字で表示された2つ以上のページが、同じキーワードでランクインしている、つまりカニばっている記事の可能性があります。
記事どうしを比べてみて、キーワードが似ているなと心当たりがあれば次の項の対策を行い、カニバリを解消させましょう。
カニばっている記事の対処法
対処法はいくつものSEO専門サイトで複数提示されていますので具体的な方法は別サイトで学んでください。
- noindexをつけてインデックスされないようにする
- 記事同士を統合する
- 別々のキーワードを狙うようにそれぞれ修正を加える
などが主な対処法として挙げられます。
とはいえ、もし各記事の狙ったキーワードが全く異なると断定できるような明らかな場合は、各ページのサイドバー部分やウィジェット部分に記載された文字列が引っかかってる可能性が高いので、削除してみるかワードを変えてみるかで対策してみましょう。
カニバリ対策をしてみた効果
僕のところでもいくつかのキーワードでカニばっていたので、上記の対策に従い記事の修正を行いました。
行った修正法は「記事同士を統合する」です。
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あるキーワードでの検索順位を表示しています。
ガタガタなのが特徴的で順位が不安定でかつ、ランク外に飛んだりもしています。
この赤で囲ったポイントでは、記事Aと記事Bが交互にランクインしています。
そこで記事Aと記事Bを統合し記事Aのみにしたところ、カニバリゼーションが解消したのか、まだ継続監視中ですが順位が割と安定してきたような結果が得られています。
本記事のまとめ
本記事では、検索順位チェックツールGRCを使い僕の日々収集していたブログの検索順位データからカニバリゼーションを発見し対策する方法をお伝えしてきました。
あるキーワードで検索順位変動が上昇下降の繰り返しが長く続くような場合は、カニバリゼーションを起こしている可能性があるので、ランクインページを確認しましょう。
GRCではランクインページが変わった箇所については赤色で示されているため非常に親切なつくりになっています。
ここまでお読みいただきありがとうございました。