2022年に大幅値下げ!イオンモバイルの評判は?メリット・デメリット観点から解説します
「2021年オリコン顧客満足度調査 格安スマホ 第1位」、「MVNO2020年顧客総合満足度第1位」を獲得しており、満足度が高いイオンモバイルに乗り換えようかと迷っているのではないでしょうか。
今回はそんなイオンモバイルの特徴や料金プラン、他社と比較したメリット・デメリットについてご紹介していきたいと思います。
イオンモバイルの基礎情報についてはこちらをご覧ください。
イオンモバイルとは?
イオンモバイルの概要
格安SIM事業者というと現時点では30社以上ありますが、イオンモバイルはトップクラスに料金プラン種類が豊富です。そのため、どんな方にもマッチします。
また、全国のイオン店舗で対面サポートも行っているため、安心して乗り換えられる格安SIMだと言えます。
イオンモバイルの料金プラン
イオンモバイルの料金プランには下記のように「さいてきプラン」「さいてきプラン MORIMORI」「やさしいプラン」「シェアプラン」の4つのプランがあります。
プラン名 | 概要 |
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さいてきプラン | 小容量~中容量向け。 |
さいてきプラン MORIMORI | 中容量~大容量向け。 |
やさしいプラン | 60歳以上の方のみが対象。通信速度は500Kbps。 |
どれも通話料は11円/30秒となっています。
また、家族や複数人用にシェアプランも用意されています。
シェアプラン | 1つのデータ容量を家族で分け合いながら使うプラン。それぞれが個別に契約するよりも安く柔軟にデータを使える。 |
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なお、シェアプランの解説については本記事では省略しますので、詳しく知りたい方は「イオンモバイルのシェアプランの有効な使い方」をご覧ください。
さいてきプラン
下記は2022年4月より開始の新プランのため、3月時点とは異なる点に注意です。
データ容量 | 月額料金(税込) |
---|---|
0.5GB | 803円 |
1GB | 858円 |
2GB | 968円 |
3GB | 1,078円 |
4GB | 1,188円 |
5GB | 1,298円 |
6GB | 1,408円 |
7GB | 1,518円 |
8GB | 1,628円 |
9GB | 1,738円 |
10GB | 1,848円 |
近年では3GBで税込990円が主流になりつつあるので、イオンモバイルの方がやや高く、OCNモバイルONEには完敗している状況です。とは言え格安SIM業界全体を見ると安い部類です。
▶OCNモバイルONEの評判は?僕が2年半使って分かったメリットとデメリットを解説します
さいてきプラン MORIMORI
データ容量 | 月額料金(税込) |
---|---|
20GB | 1,958円 |
30GB | 3,058円 |
40GB | 4,158円 |
50GB | 5,258円 |
20GBで2000円を切るのはLIBMO(1,991円)のみだったため、音声通話SIMではイオンモバイルが最安値となります。
やさしいプラン(60歳以上のみ対象)
データ容量 | 月額料金(税込) |
---|---|
0.2GB | 748円 |
3GB | 858円 |
6GB | 1,188円 |
8GB | 1,408円 |
60歳以上の方のみが契約できるシニアプランです。データ容量だけを見るとほぼ数ある格安SIMの中でも3本の指に入るくらいの低価格です。
ただ、通信速度が最大500Kbpsとなるので、LINEやメールなら割と快適に使えるかなと言った具合です。
イオンモバイルの通話オプション
イオンモバイルでは他の格安SIMと同様、標準的な3つのかけ放題が用意されています。
かけ放題名 | オプション価格と概要 |
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5分かけ放題 | 【+550円】1回5分以内なら何度でもかけ放題 |
10分かけ放題 | 【+935円】1回10分以内なら何度でもかけ放題 |
フルかけ放題 | 【+1,650円】何分でも何度でもかけ放題 |
料金面は他の格安SIMと同等と言えるでしょう。
イオンモバイルのメリット
その1|プランが豊富で柔軟に対応できる
イオンモバイルは「さいてきプラン」だけでも0.5GBと1GB~10GBまで1GB刻みの料金プランとして11つが用意されています。
しかし、例えばOCNモバイルONEだと0.5GB、1GB、3GB、6GB、10GBと5つしかないため、4GBが欲しい方にとっては6GBを選択して余分を余らせるか、3GBを契約してカツカツにデータ量節約生活をせざるを得ません。
イオンモバイルなら格安SIM事業者の中でもトップクラスに柔軟な料金プランを持っています。
上記以外にも「さいてきプラン MORIMORI」なども存在するため、さらに豊富です。
その2|全国200店舗以上のイオンで取り扱う
格安SIM事業者と言えば、サポートは基本電話かメールのみというところが多いですが、イオンモバイルは全国200以上の店舗にてサポートが受けられます。
そのため、近くにイオンモールがある方にとってはサポートも万能で安価な格安SIMサービスとしても知られています。
その3|シェアプランで他のサブ端末にも使える


シェアプランとは、複数端末で1つのデータ量をシェアするプランです。イオンモバイルの場合はデータSIMを2枚目3枚目までは追加料金発生しないため、有効に活用することが可能です。
なおシェアプランを家族での使い方・概要については本記事では省略しますので、詳しく知りたい方は「イオンモバイルのシェアプランの有効な使い方」をご覧ください。
その4|最低利用期間や解約金、MNP転出料がない
イオンモバイルでは最低利用期間や解約金、MNP転出料が0円です。そのため、いつでも思い立った時に解約することが可能です。
ただし、月の途中で解約しても月末までの月額料金は掛かってしまう点に注意です。例えば、4月10日に解約しても4月30日までの丸1か月分の料金がかかります。だからといって4月末まで契約が残っているわけではなく、10日で解約はされています。
その5|ドコモ回線はかけ放題は専用アプリ不要


ドコモ回線の場合は、通常の電話アプリを使えば自動でプレフィックスが付くので、かけ放題が適用されます。
ただし、下記でも解説していますがau回線を選ぶと自動でプレフィックスが付かないため「イオンでんわ」アプリが必要となることに注意しましょう。
イオンモバイルのデメリット
その1|通信速度が遅い方の格安SIM
通信速度はそれほど速いという訳ではなく「みんなのネット回線速度」さんの3月時点でのデータによると、平均速度が23.99Mbpsと少し物足りなさを感じてしまう可能性があります。
OCNモバイルONE、UQモバイル、Y!mobileあたりだと平均60Mbps以上は出ているのでおおよそ1/3以上半分以下くらいだろうというイメージです。
※測定した場所や地域にもよるので、参考程度の値だと思っておいてください。
その2|メールアドレスはない
イオンモバイルではメールアドレスの提供は行っていないため、メールが使いたい場合はGmailやYahooメール、また大手キャリアのキャリアメール持ち運び制度を活用しましょう。
その3|端末セットは種類は豊富だがほぼ定価
イオンモバイルでは、販売されている端末の数が豊富ではあるものの、端末セットで購入してもほとんど割引が無く定価となっています。
基本的には、乗り換えと同時に端末も購入するとポイント還元や超割引が行われています。その点は少し残念です。
例えば、2022年3月10日に発売された以下の「Xiaomi Redmi Note 11」は税込25,080円となっています。


Amazonを確認すると22,800円で販売されているため、端末セットで購入する旨味が無いです。
また、超特価で有名なOCNモバイルONEでは、新端末発売記念特価を実施しており税込12,800円で購入ができたりします。
セールをしているかは時期にもよるので、OCNモバイルONEのセール情報についてはこちらをご覧ください(公式サイト)。
端末が激安になる格安SIM
値引きは物にもよりますが、最新端末で約2万円程割引されるので、端末も買うならイオンモバイルは少しもったいないかなという印象です。
その4|5Gに対応していない
イオンモバイルでは、2022年3月時点ではまだ5Gに対応していません。
そのため、5Gスマホを購入しても超高速通信はできないので注意しましょう。
「格安SIMだから仕方ないんじゃない?」と思う方もいるかもしれませんが、基本的に人気のある格安SIM他社は徐々に5G対応してきています。
5G対応格安SIM | UQモバイル、Y!mobile、OCNモバイルONE、NUROモバイル、mineo、IIJmio、ahamo、povo、LINEMOなど |
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5G未対応格安SIM |
その5|au回線はかけ放題は専用アプリが必要


上記で解説していますが、かけ放題を適用するにはau回線の場合は「イオンでんわ」アプリが必須です。
間違えて通常アプリからかけることが無いように注意しましょう。
イオンモバイルのよくある質問とその答え
イオンモバイルの契約は店舗とオンラインどっちがお得?
ポイント還元や事務手数料に特に違いは無いため、現時点ではどちらも同じです。
最新のキャンペーン情報等についてはイオンモバイル公式サイトをご覧ください。
ドコモ回線とau回線どちらを選ぶべき?
特にこだわりが無い場合は、ドコモ回線を選択した方が良いです。
メリット・デメリット項でも解説していますが、ドコモ回線の場合は通常の電話アプリからの発信でもかけ放題の対象となりますが、au回線の場合は専用の「イオンでんわ」アプリを利用することでかけ放題が適用されます。
そのため、au回線を契約した方が万が一通常の電話アプリから通話してしまった場合、最初から11円30秒がかかってしまいます。
このような仕様の違いがあるため、ドコモ回線の方を選択することをおすすめします。
イオンモバイルの初期費用はいくら?
初期事務手数料として3,300円かかります。
現在利用している電話番号を引き継いで契約できる?
できます。今利用中の通信会社にてMNP予約番号を準備してください。
乗換え(MNP)の手続き中にその予約番号を入力することで番号引き継ぎが可能です。
手順等については「格安SIMへの乗り換え方」をご覧ください。
さぁ、イオンモバイルに乗り換えてみよう!
一人ひとりが無駄なく使える「さいてきプラン」


料金プランが豊富で誰にでも合うのがイオンモバイルの最大の特徴でしょう。さらに全国200店舗以上あるイオンモール内でサポートを受けられる点も、格安SIMが不安な方にとってもおすすめできるのではないかと思います。
ぜひ、イオンモバイルへの乗換を検討してみてください。